二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜正反対の最強双子姫〜参照1400突破!! ( No.361 )
日時: 2011/09/23 14:23
名前: 刹那 (ID: QxOw9.Zd)
参照: 日曜日は、兄ちゃんの運動会!!イナイレの曲、出てこいや〜!!←

〜ラティアsaid〜

次に2人が入って行ったのはアイス屋。と言うか、もう帰りたいのよね…

ラティア「はぁ…」

ビアン「ニャ?」

ラティア「…何でもないわ。」

私は、ビアンを安心させるように頭を撫でる。

円堂「うわ〜…で、でかい…!!」

2人の前に置かれたのは、巨大なパフェ。

壁山「俺も食いたいっす〜」

栗松「ひょっとしてこれは…」

リカ「そう!恋愛の王道や!」

ティアラ「ラティア!ここで何か食べよう!」

ラティア「えっ?!ちょ…」

私はティアラに引っ張られながら店に入った。


店に入ると、マネージャーがキャプテンにアイスを食べさせようとしていた。

冬花「はい、守君。」

リカ「いっけ〜っ!!!」

ティアラ「私もあのパフェ注文しようかな〜♪」

ラティア「クレープ、あるわよ。」

ティアラ「本当?!じゃあ、それ!!」

ティアラのクレープ好きは、小さい頃から変わらないわね。

リカ「もう何してるんや、円堂?!ほら!!男なら、女の気持ち正面から受け止めぇ!!」

春奈「何をですか?」

リカ「もう黙って見とき!!今からがクライマックス何や!!」

秋「何の?」

あっ、秋。

リカ「あ、秋?!」

秋がマネージャーたちの方を見た。こっちには、気付いてないようね。まぁ、奥の席に座ってるし、当たり前よね。

円堂「どうしたんだよ、冬っぺ?」

冬花「えっ?」

円堂「何かあったのか?今日、変だぞ。」

冬花(えっ?守君って、いつもこうしてるんじゃ…)

その時、マネージャーが外を見た。

ティアラ「あっ、秋と春奈だ。知ってた?春奈って、有人の実の妹何だよ〜」

ラティア「ふ〜ん、あの子が…」

有人から離れて暮らしてる妹がいるって事は聞いてたけど…あの子だったのね。

リカ「あ、あかん!!」

塔子「ばれたな。」

リカ「ほな、帰ろか。」

冬花(ひょっとして…)

円堂「冬っぺ?」

春奈「リカさん、冬花さんに何か変な事吹き込んだみたいですね…」

秋「帰りましょう、もう夕食の支度しなくっちゃ。」

春奈「キャプテン達に、一緒に帰ろうって声かけなくて良いんですか?」

秋「うん、円堂君なら大丈夫。」

秋達は帰って行った。途中、私達に気付いたのか秋が小さく手を振った。私も振り返す。

冬花(私…リカさんにからかわれて…)

やっと気付いたようね…

ティアラ「ねぇ、ラティアは何にする?」

ラティア「私は…そうね、ソーダ味にしようかしら。」

ティアラ「やっぱり?じゃあ、注文するね!」

ティアラが店員さんを呼び、注文する。

冬花「あの、守君、御免なさい。私、その、この街の事あまり詳しくないから、あちこち行ってみたくて…それで…(こんな事で誤魔化せる訳ない…!!)」

円堂「そっか、そう言う事だったのか。」

冬花「えっ?」

円堂「そうならそうと、早く言えば良いのに。よし!それじゃあ俺が、稲妻町の一番良い所を紹介するよ!」

冬花「うん!」

凄い…あいつ、どんだけ鈍感なの?ティアラに匹敵するわ…私がそんな事を考えていると、注文したアイスが来た。

ティアラ「美味しい〜!!クレープ、考えた人って天才だよね〜><」

ティアラはそんな事を言いながらクレープを頬張る。私も、アイスを一口食べた。

ラティア「…あげるわ。」

ティアラ「相変わらず、ラティアの舌は肥えてるな〜」

ラティア「こんなアイスより、フローラが作ってくれる方が美味しいわ。」

ティアラ「ラティアと食事する場所を選ぶのは難しいなぁ〜」

あっ…そう言えば…


〜1年前 イタリア〜

フィディオ「ラティア、昼食は何が良い?」

ラティア「美味しい所ならどこでも良いわよ。」

フィディオ「美味しい所かぁ〜…」

フィディオはベンチに座って真剣に悩んでいる。私は、お父様に渡された問題集を解いていた。

ラティア「…で、決まったの?」

問題集を全て解き終えた私は、フィディオに声をかける。

フィディオ「まだ…」

ラティア「…いつまで悩んでるのよ?」

フィディオ「ラティアと食事する場所を選ぶのは難しいから…」

ラティア「そう…かしら?」

フィディオ「だって、ミシュランで三ツ星と獲得したシェフにだって、アドバイスするんだろ?」

ラティア「そうよ。」

フィディオ「と言う事は、それだけラティアの舌が肥えてると言う事。食事する所だって、悩むさ。」


…何て事、言われたわね…

ティアラ「…ラティア今、フィディオの事考えてたでしょ?」

ラティア「えっ?!///」

ティアラ「ラティア、普段はクールで表情が分かり難いんだけど、フィディオの事考えてる時だけはすぐに顔に出るんだよね〜」

そんな事、初めて知ったわ…


ティアラ「今日は、久しぶりにラティアとお出かけ出来て楽しかった!!」

ラティア「私は振り回されて疲れたわ…」

まぁ、結構楽しかったけど。

ティアラ「じゃあ、またね!」

ラティア「えぇ。」

ティアラと別れた後、私は別荘に向かった。

ビアン「ニャ〜…」

ラティア「…そうよね。私達だけ買い物しちゃ、不公平よね。ビアンにも、新しい首輪を買ってあげるわ。」

ビアン「ニャ〜♪」





デート編、終わった〜!!ラティア視点、書いてて結構楽しかったw