二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜正反対の最強双子姫〜参照1400突破!! ( No.364 )
- 日時: 2011/09/23 14:46
- 名前: 刹那 (ID: QxOw9.Zd)
- 参照: 日曜日は、兄ちゃんの運動会!!イナイレの曲、出てこいや〜!!←
〜鉄塔広場〜
冬花「うわぁ〜…」
円堂「ここからだと、稲妻町が全部見えるんだ。で、この鉄塔広場が俺がいつも特訓している所だ。」
冬花「特訓?」
円堂「うん。迷った時や悩んだ時は、必ずここに来る。あいつを受け止めてると、気分がすっきりして、サッカーとまっすぐ向き合える気がするんだ!」
冬花「有難う、そんな大事な場所に連れて来てくれて。」
ティアラ「守〜!冬花〜!」
円堂「ティアラ!」
冬花「ティアラちゃん、どうしたの?」
ティアラ「近くまで来たから寄ってみたんだ。この時間帯の景色、凄く綺麗だからね。」
冬花「本当だ…綺麗…街が夕日に溶けていくみたい…守君?」
円堂は考え事をしていた。冬花は、足元にあるボールを見た。
冬花「守君!」
円堂「えっ?」
冬花「守君、パス!」
円堂「おう!」
円堂は冬花にパス。
冬花「ナイスパス!ティアラちゃん!」
冬花はティアラにパス。
ティアラ「守!」
ティアラは円堂にパス。それを暫く続けていたら、ふと円堂が呟いた。
円堂「ボールってさ…不思議だよな。」
冬花・ティアラ「「どうして?」」
円堂「ボールを蹴ると、相手が分かる気がするんだ。癖とか…性格とか…考えてる事とか…それに気付いた時、俺、もっとサッカーが好きになった!」
冬花「私にも、分かるようになるかな?」
ティアラ「冬花なら大丈夫だよ。」
円堂「こうして、ボールを蹴ってると思うんだ。『サッカーやってて良かった』って。」
冬花「どうして?」
円堂「冬っぺと出会えた。冬っぺだけじゃない、サッカーやってたから、色んな人と出会えた。仲間や監督、試合で戦った相手…応援してくれる人達…その一人一人が、皆自分なりのサッカーを持っている。」
冬花「人の数だけ、サッカーがある。」
円堂「うん!サッカーやってたお蔭で、ティアラとも出会えたしな!」
ティアラ「そうだね!」
円堂「俺、今でも忘れられないんだ。ティアラのプレーが。」
ティアラ「私のプレー?」
円堂「ああ!気が付いたら、ゴールが壊れてて…何が起こったか、今でも理解出来ない。そんなに凄い奴が、この世界にいるんだって!!」
ティアラ「な、何か照れちゃうなぁ…///」
円堂「次はどんなサッカーに出会えるんだろうって思うと、ワクワクするんだ!サッカーって、凄いよな?!俺、もっと色んなサッカーを見たい!世界中のサッカーを全部知りたいんだ!」
冬花「好き何だね、サッカー。」
円堂「ああ!!」
ティアラ「やっぱり、守は面白いなぁ。」
円堂「ん?何か言ったか?」
ティアラ「何でもない!」
次回で15話終わりだと思う!!