二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜正反対の最強双子姫〜参照1400突破!! ( No.370 )
日時: 2011/09/24 09:35
名前: 刹那 (ID: QxOw9.Zd)
参照: 日曜日は、兄ちゃんの運動会!!イナイレの曲、出てこいや〜!!←

〜夜 ティアラsaid〜

修也が外に出ようとした所を見かけたので、どこへ行くのか気になり、ついて行く事にした。

豪炎寺「洗濯物なら、明日取りに行く積りだったのに!有難う、フクさん。」

フク「いいえ。」

あの女の人は…お手伝いさんかな?

豪炎寺「夕香は?」

フク「家で宿題をされてます。退院してからお友達も増えて、負けられないって頑張っていますよ。」

豪炎寺「そうか。」

夕香って…確か、修也の妹だよね。

フク「あの…大丈夫ですか?修也さん。フクは心配で…」

豪炎寺「!!」


〜夕方〜

修也と虎丸は、連携技の練習をしていた。

虎丸「豪炎寺さん…本当にやる気あるんですか?!」

豪炎寺「!!」

虎丸「全然集中出来てないじゃないですか!!可笑しいですよ?!いつもの豪炎寺さんらしくない!!」

豪炎寺「俺は集中している、お前がついて来れてないだけだ。」

虎丸「そんな事ありませんよ!!先輩の集中力が落ちているから、連携出来ないんです!!」

豪炎寺「何?!」

ティアラ「私も虎丸と同じ意見だよ。修也は、絶対に集中出来てない。」

虎丸「何かあったんですか?」

豪炎寺「…何もない。」

虎丸「…行きます。」


豪炎寺「フクさん、知ってたのか?」

フク「旦那様は、以前はよく修也様の試合を応援にいらしてました…亡くなられた奥様とご一緒に。旦那様と奥様は『この子には、サッカーの才能がある。』とそれはそれは喜んでいらっしゃいました…でも、奥様が亡くなられてから、旦那様は人が変わられたように変わってしまって…その上、サッカーを見に行こうとした夕香ちゃんがあんな事故に遭って…尚更…」

修也…私の家の事情と凄く似てる…

フク「旦那様は、修也さんを憎んでいるのではありません。修也さんに、立派なお医者さんになって欲しいのです。」

豪炎寺「分かってるよ…」

フク「私は、旦那様と修也さんがこのままでいるのが辛くて…修也さんは、旦那様の事を…」

豪炎寺「父さん事は気にしてない、俺はサッカーをやりたいだけだったんだ…昨日までは。」

昨日までは…?!

豪炎寺「でも、決めたんだ。」

フク「決めた…?」

豪炎寺「ああ、今日決意したんだ。フクさん、いつも洗濯有難う。」

フク「修也さん…」


その後、修也がこちらへ戻ってきた。

豪炎寺「ティアラ?!」

ティアラ「…お帰り。」

豪炎寺「話…聞いてたのか?」

ティアラ「…うん、御免ね。…サッカー、止めるの?」

豪炎寺「ああ。」

ティアラ「…だからあの時、あんな事言ったんだね…」

豪炎寺「…ああ。俺は必ず皆を世界へ連れて行く。その為にも、必ずあの連携技を完成させる。」

ティアラ「…そっか。」

豪炎寺「…どうしたんだ?」

ティアラ「修也と私の過去が、似てたなぁと思って…」

豪炎寺「俺とティアラの過去が?」

ティアラ「…うん、どんな過去かは話せないけど…」

そう…私達の過去は話す事が出来ない。…話すのが恐いんだ。











第16話終わり!!