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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- [ 彩音と亜美 ] ( No.19 )
- 日時: 2011/09/22 19:34
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: KCnf7FEj)
「もーすぐ秋だねー、」
不意に亜美ちゃんが呟いた。そうだね、と返しながらあたしはふと空を見上げる。相変わらず、空は高いままだ。何故なのかは知らないけど、夏や秋は空が高く感じられる。でも、一年を通して空の高さに変わりは無いんだけどね。ぽた、と汗が滴り落ちる。こんなにも暑いのに、これからは涼しくて、寒い時期が続くのかあ。考えれば考えるほど、地球って不思議だなあと思う。だって、一年を通して気温や景色は変わるんだもの。地球もおしゃれをしたいのかなあ。春は桃色、夏は空色、秋は赤色、冬は白色。楽しい、楽しいなあ。あたしもそんな地球みたいになってみたい。季節によっておしゃれとかしてみたいなあ。
「、……地球になりたい」
「ん? 、どうして?」
だって綺麗じゃない。そう言って笑うと、亜美ちゃんは小さく笑った。そうだね、と肯定も否定もしない、曖昧な笑み。亜美ちゃんはきっと地球を綺麗だと思ってないのかもしれない。温暖化とかそういうので騒がれているから。でも、あたしは綺麗だと思うな。亜美ちゃんは笑みを消して、ぽつんと呟いた。
「生きてるだけで、地球の一部だと思う。だから、季節によって服は変わるし、綺麗だし、お洒落でしょ?」
「———、そーだね」
クスクスと笑い声に包まれる中、あたしはのんびりと空を見上げた。まだ、手は届かない遠い距離。
*
夏休みが終わっちゃう^q^
どうして夏は空が高いんだろう、っていうね。
意味不明になったし見難いorz
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