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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- [ 冬花と円堂×秋 ] ( No.35 )
- 日時: 2011/09/22 19:33
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: KCnf7FEj)
- 参照: スランプ? いいえ、ノマカプにハマっただけでs。
「まもる、くん、」
わたしの、好きな人。でも、その人はちがう人が好きで、でも、心は痛みもしなかった。別に、わたし、守くんのこと、好きじゃないのかもしれない。つくん、と、小さな痛みを訴える胸に、気づかないふりをしていた、から、胸は痛みを覚えた。わたしは、その痛みを当たり前だと思っていた。ただ、それだけ。秋、と守くんは笑う。その笑顔を、こっちに向けてはくれない。ぎゅう、と締め付けられた胸に痛みを覚えた。ぽた、と涙が落ちる。どうしてこんなに苦しいんだろう。どうしてこんなに痛むんだろう。わたし、痛みを当たり前だと思えてない。わたしはまだ、守くんが好きなのかもしれない。もう遅いけれど。涙が溢れて、止まらない。ぽた、ぽた、と涙が落ちる。二人の後姿を見て、ただ泣いた。わたし、恋なんて、したことが無かったから。わたし、初めて恋をしたから。
「大好きだったよ」
今も、まだ、大好きなのに。ぱく、と口が動いた。何も、言葉は出なかったけれど。言葉にならないこの想いが彼に伝わればいいのに。ねえ、守くん、わたし、
(まだ、好きだよ)
*
冬→円秋。
まだまだ子供なふゆっぺ、とか、
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