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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- [ フィディオと亜美 ] ( No.47 )
- 日時: 2011/09/22 19:32
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: KCnf7FEj)
- 参照: 小学校卒業したいーっ!← 3月よ早く来ry
「——アミ、?」
かたかたと震え、ぽろぽろと涙を零す彼女にそっと近付いた。てっきり、拒まれると思っていたから、俺は予想外の彼女に眉を寄せる。こんなにも彼女が弱っているのは久しぶりだったから、純粋に驚いた。でも、彼女は俺を見てくれるわけでもなく、ただ泣いているだけで。な、あ、アミ? ——どうしたんだよっ。
「、フィ、ディオ……」
赤く腫れた目。苦しそうに笑う彼女が、遠い存在に感じた。あ、れ、どうして俺、こんな苦しいんだろう。アミが好きな筈はないのに、俺は、俺は——。
無意識に笑っていた、抱き締めていた、撫でていた。アミが愛しいとかそういうのじゃなくて、可哀相、悲しそう、苦しそう。その姿が見てられなかったから。同情だと分かっていて、抱き締めた。
「——うぁ、あ」
ぽたぽたと雫が落ちる。誰も居ないそこで、俺とアミの二人だけが取り残された。——俺、どうすればいいんだろう。頭が真っ白になって、俺は思わず自嘲した。
*
良くわからない話になった、
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