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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- れんしゅー、2 ( No.56 )
- 日時: 2011/09/11 18:31
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: /HyWNmZ0)
「……監督、」
「ん? どうした、神童」
へらりと笑う監督。大らかで、監督は安心できる存在と言えるかもしれない。監督を見ながら、俺はまずその疑問を口にした。
「"彩音"と"亜美"って誰、ですか?」
よく監督が口にする二人の名前。名前から察する限り、どちらも女の人なんだろうと大体の予想は付く。次いで、その言葉を聞いていたサッカー部のメンバーがわやわやと集まってきた。気になっていたのは俺だけじゃないらしく。
んー、と考えるような素振りを見せて監督はくすりと笑った。話、しようか? 練習は良いのか、なんて疑問を口にしたのは俺なのにそう思っていると、まるでそれが分かったように監督は一日位良いだろと笑う。二人の事を話しているときの監督が生き生きとしていて、監督はどちらかが好きなのかなあ、と思った。
「彩音はなあ、最後まで俺らのマネージャーだったんだ。亜美っつーのは、サッカーがすげえ上手い奴でさ————」
長い長い一年間を愛しむように語る監督は、少し切なげな顔をしていた。次いで、サッカー部の部室の扉が開かれる。
「何々、私のこと? 円堂くん、」
「あたしの名前も聞こえちゃったなあ?」
二人の女性。円堂監督が何処か嬉しげに「彩音! 亜美!」と二人の女性の名前を呼ぶ。今の今まで話をしていた人物の登場に、先輩も俺達も天馬も、監督も驚きを隠せない様子だった。
「久しぶりに顔が見たくなったんだよね。——円堂くん」
*
少し未来のお話。
GOの子が可愛すぎて死にそうなんだ、でも書けないんだ←
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