二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

01 時の流れ、〜亜美sids〜 ( No.24 )
日時: 2011/09/03 17:57
名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: l78GGQ1X)
参照: 海外組ヒャッホウ←



「あ、亜美ちゃん! 彩音ちゃん! あ、あのね——」

 どうしたの、と言う前に茜音ちゃんは慈雨ちゃんに呼ばれて行ってしまった。どうしたんだろう——? 気になったけど、きっと二人は二人なりの事情があるんだと思う。
 私は少しつまらなくなって、彩音ちゃんを引っ張った。そうだ、もうすぐ雷門も入学式が始まる。誰か、面白い子でも入ってこないのかなあ。最も、私は雷門じゃなくて帝国なんだけどね。

「、亜美」
「えんどーくん、」

 やや低くなった彼の声に、振り向く。ふわりと笑えば、変わらねえななんてがしがし頭を撫でられた。背、高くなっちゃったなあ……。私、一つも変わって無いよ。
 苦笑を浮かべていると、円堂くんは不意に話を持ち出してきた。風丸くん——じゃない、私もよく考えれば風丸だよ。一郎太くんのこと、とか、何よりも10年前のエイリア学園のこととか。
 そう言えば、慈雨ちゃんは基山と結婚したんだっけ、とか、円堂くんは夏未ちゃんと結婚したんだよね、とか、話は盛り上がるままだった。

「彩音ちゃんは、さ、」
「……?」
「豪炎寺くんに、会いたいんじゃないの?」

 そう言うと、彩音ちゃんは苦しげに笑った。そこで初めて、失言だと感じた。溜息を吐けば、慈雨ちゃんと茜音ちゃんを見る。相変わらず、彼女たちは変わらないし綺麗だし可愛いままだ。
 ——おいて行かれたのは、自分だけかもしれないけど。容姿も中身も相変わらずの私は、少し劣等感を感じる。大人なのに、子供みたいだし。羨ましいなあ———。

「、亜美ちゃんは、変わらない方が亜美ちゃんらしいよ」
「彩音ちゃん……、そっか、そうだね! 慈雨ちゃん、茜音ちゃーん! 何してるのー?」
「亜美ちゃん、でもね、雰囲気を壊すところは変わろうよ」







茜音ちゃんと慈雨ちゃんに乱入な亜美←
封筒の中身ってなんですk((

次、任せましたb
いや、駄文なのは俺だから!