二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 ( No.103 )
日時: 2011/11/05 23:45
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

第30話 「その勇気だけは認める」

秋「沙羅ちゃん大丈夫?」

沙「大丈夫に見える?」

秋ちゃんは苦笑いをして片付けに戻った。

朱「あっはっは!ごめんね?」

沙「本気で殴るぞ。ていうか頭蓋骨割っていい?」

風「待て!それは犯罪になるぞ。」

この際それでもいい。こいつを一旦死なせないと…あ、一回死んでるか。

——————次の日——————

壁「寒いっす〜」

言わなくとも分かるわ!

円「雪だ!すげー」

沙「すごいか?」

朱「あんたが驚かないだけだよ;」

ダイヤモンドダストが見れたら流石に感動するぞ。(ガゼルのチームの事ではありません。)

古「ん?」

円「人だ!古株さん、止めてください。」

おお、この寒さの中でジャージという格好で挑んだ勇気ある少年だ。

朱「わくわく♪」

沙「落ち着け腐女子。」

目がらんらんと輝いています。

円「大丈夫か?」

?「あ、あああありがと…」

噛みすぎ。ていうか凍死寸前じゃないか。

沙「使う?」

流石に可哀想なので毛布を渡してあげる。

?「ごめんね;」

古「ぼうや、どこまで行くんだい?」

?「蹴り上げられたボールのようにひたすらまっすぐ…」

円「その言葉いいな!」

国語力のない円堂君が感動しました。

流石に意味は分かっているのか?

2回目ぐらいにこのシーンを見たとき「なら敦也の事も吹っ切れろよ」と突っ込んだ。

まぁ…この極寒の中に行くのをジャージで挑んだその勇気は認めるよ。