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第１話　「いつも通りの日常…？」

朱「にゃ〜やっと学校終わった…」

沙「朱音は毎日そればかりだな。」

隣に居るのはイナイレが半端なく好きな腐じｘ…じゃなくて朱音。

ていうか誰に説明してんの私。ついに頭が壊れたか…暑さの所為で。

朱「トリップしたい〜なんでこの世界はこんなにもつまらないんだ！」

沙「それを言ったら今働いている大人たちはどうなる。このつまらない世界のために働いていることになるぞ。」

「む〜」不貞腐れた朱音、納得がいかないご様子で。

沙「ただまぁ…この世界は大人がまず腐ってるからね…ボソ」

朱「……イナイレにトリップしたぁーい！勿論初代！」

こいつはもうＧＯが始まっているというのにこればかりだ。

ある意味可哀想だぞアニメ監督が。

朱「じゃ！ここでさよーなら！」

なんであそこまでテンションが高いんだか…

ある意味尊敬したいぞ。

ガチャ

沙「ただいま…」

『シ—…ン』

まぁ返事を期待していたわけじゃないが。

沙「早く洗濯物取り込まなきゃ…」

内心今日の夕方から雨が降るということで焦っていたのか足がもつれて前のめりになった。

あ、このままいくと落ちるな。

なんて呑気に考えてる場合じゃなくて！

何だこの死に方…せめて洗濯物を…ソマリアに募金を…

沙「洗濯物を取り込むために焦って死ぬ…なんて死にざまだ。」

ヒュゥゥゥゥ

さようなら、私の短くて長かった１４年。