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朱「で、なんで体育に引き続きお前とゴミ捨てなんかやんなくちゃいけないんだよ…」

それは朝の喧嘩があったからだよ。
反省文・３０分の説教…ここまでさせといてついにはゴミ捨てか!!

沙「まぁ早く終わらせよう。」

ボス

ゴミを放り投げた後に背後からの気配を感じた。

朱「でかいゴミだ。」

沙「馬鹿か？ただのゴミじゃすまない、粗大ごみだ。」

男「朝の借りは返させてもらうぜ？ニヤ」

あー笑わないで下さる？吐き気を誘われるんで。
朝の人数の約２倍。
女子２人に大人気ないなぁ；

ドゴ

朱「おい、何突っ立ってんだ？あぁ、怖くて足が竦んだかｗｗ」

ガス

沙「誰に物を言ってんだ？足が竦んでんのはてめぇだろ。」

〜２０分後〜

目の前には人の山。
この微妙に暑い季節に…迷惑極まりない。

まぁ作ったの…私達なんだが。

朱「ハァ…ハァ…」

沙「ハァ…ハァ…」

傷だらけになりながらも勝利。

朱「息が切れるほどか？体力ねぇな!!」

沙「お前も切れてるだろうが。」

疲れているけれど発した言葉。
一緒に何かをやって和解するってのは戦闘漫画の王道だろ？

漫画みたいだ、とは思ってたけど…

朱/沙「プッ…あははは!!!!」

二人同時に笑いだす。

沙「お前意外と根性あんだな。」

朱「今更気づいたか!」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ＥＮＤ〜