二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 参照2000突破!! ( No.213 )
- 日時: 2012/07/21 13:49
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
第56話 「今更気づいた事実」
朱「分かるわけないよこんなの…」
考え始めて約5分で朱音が投げ出した。
早すぎるだろ。
沙「なぞなぞ…か。」
元の世界だとそれなりに成績はいい方だったがこういった柔軟性のある問題は全問不正解だった。(それはそれですごい)
朱音は…言わなくても察してやってくれ。
朱「円堂達にも協力してもらうってのはどう?」
沙「名案だ。」
あいつは協力を得てはいけないなどといっていなかったしな。
それにこういった問題は人数が多ければ多いほどいいものだ。
円「どこ行ってたんだ?」
朱「丁度いいところに!!」
風「うーん…鉄球、とか?」
確かに思いから流れないし斧でもかち割れないがいつか錆びれてきて風化してしまう。
そもそも風化しないものなどあるのか?
吹「地面…とか!!」
水の力で押されます。
風化はしないけど。斧でも壊れないけども!!
綱「やっぱここは海だろ!!」
すいませんにーに。
確かに風化しないし斧でも歯が立ちませんがそれ自体が水なので違うと思います。
「「「「うーん;」」」」
春「なかなか難しいですねぇ。」
鬼道と豪炎寺さえも首を傾げている。
夏「校舎…」
豪「レーゼの蹴ったボールで壊れたが?」
夏「何よ!!人が折角頭を悩ましているのに潰していかないでくださる!?」
朱「怒った姿が可憐だn((蹴「きもいんだよお前は。」フグゥ…」
はっ!?
そうか…
沙「朱音のきもさ…とかは?」
朱「どういう意味よ…」
立「そうかもしれません…」
朱「立向居君!?」
おぉ、なかなかの毒舌っぷりですな;
立「人の性質は水でも流せませんし、斧で切っても治りません。そしてそういった類の性質は大人になってもかわりませんから…」
朱「たちむー、力説しなくていいから。人の心ガンガン抉ってるから。」
すでに涙目の朱音ちゃん。
立向居君がこんな子とは知らなかった。
豪「…家族の絆、とか。」
ピク
沙「悪いがそれはないな。」
朱「さすがにあの人でもそんな答えを用意してないとおもうよ。」
私達二人にとってそれはとても眩しいもの。
塔「なんでだ?」
朱「いないから。」
沙「家族が。」
理由は違えど私達2人には家族がいない。
塔「あ、ごめん…」
顔を伏せて申し訳なさそうに謝る塔子。
そうやって思ってくれているなら別に悲しくもなんともないがなww
綱「ないもんだなー」
答え探しはまだまだ続きそうです。