二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 参照2000突破!! ( No.216 )
日時: 2012/07/22 15:27
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

第4回 番外編「夏と言ったら…」

ミーンミンミンミンミーン

日本の気候の特徴で夏の暑さはカラッとした感じではなく蒸し暑い。
太陽の光でいつもなら涼しいと言える風が熱風へと早変わり。

アイスが恋しくなるこの季節【夏】

皆さんは何を思い浮かべるであろう。
海?花火?アイス?だがそれらは今の彼らにとって180°違う。

そう、今彼らは誰もが経験している苦しい状況へと追い込まれている。




円「うーん…;なぁ鬼道、これどうやって解くんだ?」

鬼「少し考えろ;さっきの数式を利用すれば解ける。」

少し広めの御屋敷(少しどころではない)を持つ鬼道の家で雷門メンバーが集まり、そこに朱音・沙羅も加わっていた。

朱「いや〜こういうとき少し楽だよね。ボソ」

沙「だしてやろうか?特別課題。作ってやるぞ、無料で。」

朱「ご遠慮します。」

エイリア騒動があり夏休みの大半を潰してしまったキャラバンメンバーは今追い込み中。(実際は夏休み中ではないと思いますがスルーしてください)
他校である吹雪、綱海、木暮、立向居もなぜか課題を持ち合わせており一緒にいる。(塔子とリカは今回不参加です)
どうやら合間を縫ってやっていたらしいが忙しかったためあまり進んでいないようだ。

豪「お前達はいいのか?」

沙「あぁ、というかない。」

「「「えっ!?!!」」」

まず学校に行ってないしな。

朱「いやー推薦学校でほとんど休みがないんだよねww」

なるほど、お前はあくまでスポーツ推薦で入ったということにしたいんだな。

沙「夏休み5日程度さ。」

木「じゃあ何で今一緒にいるのさ。」

恨めしそうにこちらを向く木暮君。
それはね、もうすでに私達は死んでるからだよ。とは言えない。

いや、言えるな。冗談で。

沙「そりゃ学校に通えないからな。」

朱音とアイコンタクト。
これでも多分人生の中で一番多く時間を共に過ごしている。意思疎通はできたはず。

風「なんで?」

クス

朱音が物音を立てずにスイッチに近づきころ合いを見計らって電気をおとす。

秋「て、停電!?」

沙「あー違う違うww」

朱「そうそう、学校に通えない理由?」

沙/朱「うちらが…この世に存在しないから、だよ?」

少し低めのトーンで。
そして軽く冷たい手で木暮の肩を叩く。

「「「うわぁぁぁぁ!!!!!」」」(鬼道と豪炎寺さん以外)

パチ

部屋の明かりが戻り円堂達は部屋の隅で身を寄せ合っている。

朱「冗談冗談♪エイリア騒動で壊されたんだよww」

豪「まったく…」

まぁ色々な学校が壊されているから偽の学校を追加してもばれないだろう。

まぁ一回死んでいることは事実なんだがな;

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まだまだ続きます!!
きっと豪炎寺さんと鬼道さんと風丸さんは教える立場になるんだろうなぁ;