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第２話「デジャヴ…」

とりあえず行くあてもないので懐かし面子の所に行ってみるか。
ていうかまたこのパターンか。神の気まぐれすごいな。

鬼「上がれ!!」

おーおーやってるやってる。
久遠監督がいて、冬香ちゃんもいるっていうことは世界編か。

綱「ツナミブースト!!」

勢いよくボールをゴールにいれたつもりらしいが惜しくもゴールポストに当たり威力が落ちたまま道路へと一直線。

円「どんまい!気にすんな!!」

綱「悪い悪い；次ｈあぶねぇ!!」

綱海の声は無駄となる。
だいたい約１秒の間にどこからボールが飛んできたか、威力は？スピードは？等を見極めて蹴り返したりよけたりすることをできるだけの並外れた運動神経は持ち合わせていない。

ドゴッ

沙「いっ…た…」

流石世界レベル。
脳が軽く揺れた気がする。

綱「大丈夫か？」

んなわけねぇだろ、同じように頭を打ってやろうか。

沙「だいたい蹴る時に変な癖を直さず足首ひねるから曲がるんだよ。」

直せ、いい加減にしないと監督に目をつけられるぞ。」

綱「いやーそれが中々直らｎ…何で分かった？」

沙「あー気にするな。」

鬼「気になるな。」

うぉ…いきなり現れるな。

沙「背後から出てこないでください鬼道君。」

…待て、この後起こるであろう事を見たこと、体験したことあるぞ。

風「やけに詳しいな。何者だ？」

あ、うん。前にも思ったけど…その質問お決まりだよね。