二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 第2章更新中!! ( No.257 )
日時: 2012/08/15 21:32
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

第6話「お気楽ですね」

沙「おはよーございます。」

秋「おはよ沙羅ちゃん。」

マネージャーの皆さんは朝早くから朝食の準備だったり選手たちを起こしたり大変です。

春「私と冬香さんは朝食の準備をしてますね。」

春奈ちゃーん。私が代わりたい。

秋「じゃあ私たちは皆を起こしに行きましょうか。」

だいたい予想はできるぞ。
どうせ円堂は爆睡で起こすのは困難だ、そして土方らへんなんかもっと。

秋「大丈夫、一番手こずりそうな円堂君と土方君は私が行くよ;」

秋ちゃんマジ天使です。

朱「じゃあ私はあそこからここまでの人を起こすね!!」

指で示された範囲は丁度半分。
…何気なく朱音は風丸とか吹雪がいる方をとってるんだよな;




沙「うん…本当に面倒くさい人だよね。」

鬼道や豪炎寺なんか「飯か?」とか言って素早く部屋を出て行った人も勿論いたよ?

けど…

沙「基山君…そろそろ手を離してくださいません?」

ヒ「スゥ…スゥ…」

おい待て。
なんかすごい頼りになる木暮君にとってお兄さんタイプだけど寝起き悪いの?
起こしてもらえれば後は大丈夫だけど起きるまでが大変とかいう面倒くさい人なの?ねぇそうなの?

沙「…仕方ない。朱音特製ショック方法で起こしてやろう。」

ブンッ

勢いよく腕を後ろに回し降りおろした。

ヒ「パチッ…」

沙「…あともう少しだったんだがな。」

当たるという一歩手前で基山が目を開けてしまったため残念ながら当てることは不可能だった。
決して「当てる」のが目的ではなく「起こす」だからな。

ヒ「もう少し穏やかな起こし方をご所望してもいいかな?;」

沙「だったら声をかけた時点で起きることだな。」

そう、そう言ってさっさと春奈達を手伝おうとしたとき。

ヒ「…沙羅ちゃんって俺とどっかで会ったことある?」

ドキ

は?こいつ今なんて…

ヒ「なんかさ…初めて会った気がしないんだよね。」

沙「気の所為じゃないか?」

おーい神様ーちゃんと仕事しろよー

ヒ「それになぜかさっきの起こし方の後に腹が少し痛むというか…」

ごめんなさい、誘拐されて脱出した時に思いっきり蹴りました。

沙「…冷やしたんじゃないか?」

ヒ「でm「朝食がもうすぐできる。着替えたら下に降りてきて。」分かった。」

まだ納得のいかない基山を置いて部屋の外に出る。

沙「記憶の辻褄が…あってないのか?」













そうだ、私はあの神に【記憶を消してくれ】と言っただけで、【消した後辻褄が合うよう構成してくれ】とは頼んでいない。














【私はまだ皆の中で空白の誰かとして生きている…?】