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第９話　「驚異の朝」

鬼「起きろ。」

沙「起きてるから。」

ガキじゃあるまいし起きてるわハゲ。あ、ボサボサでした。

さぁさぁ私が鬼道家のテーブルを見た瞬間思考回路が停止しました。

何ここ日本ですか？

何で朝ごはんに鳥の丸焼があんの！？いやちゃんとした料理名があると思うけど…

日本の朝ごはんといったら和食だろ。味噌汁が恋しくなってきた…

朱音の所は普通に…

ん？

ふと思い出した。

沙「鬼道…」

鬼「どうした？」

自分でも分かるくらい血の気が引くのが分かる。

沙「円堂は…鈍感だよな？」

鬼「？あぁ。」

沙「男女関係ないぜ☆みたいなノリだよな？」

鬼「あぁ…」

円堂が…危ない。

確かに朱音の好きなキャラランキングでは７位ぐらいだ。

だが…まずここに入れる時点でラッキーと思ってる朱音にはそんなランキング消しゴムの消しカス以下になっているに違いない。

沙「鬼道…飯食い終わったら円堂の家行くぞ…」

鬼「円堂に用事か？なら電話で…」

沙「円堂じゃない、いや関係あるが…急がないと。」

鬼「分かった。」

ありがとう鬼道、初めて君に感謝の気持ちを思った気がするのは気のせいかな？