二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 第2章更新中!! ( No.318 )
- 日時: 2012/09/17 21:20
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
第19話 「え、何それ?」
ヒ「ん〜やっぱり逃げられちゃったかww」
難癖ある女の子とは思ってたけどここまでとは。
まぁイナズマジャパンにはそんな子ばっかだけどねww←
それよりも…
ヒ「よくあの嘘が通ったなぁ;」
実を言うと沙羅ちゃんと会った事があるなんて確信が持てない。
なんとなく懐かしいと感じるだけだ。
(元々会ったとしてもエイリア学園時代だから仲良しなわけないしね)
けどあの悲しそうな瞳には見覚えがあるんだよね…
ヒ「けど…きっと会ってるよ?君と僕は…」
ガラッ
夕食の時間となり食堂に入ると育ちざかりの選手たちは今日もおかわりを沢山しています。
秋「沙羅ちゃーん、ご飯もう一杯。」
いい加減手が疲れてきた。
なんだこれ、どかたのまかないか!!
特に壁山、君の消費量が半端ない。
ドサッ
全ての仕事が終わった頃にはもうクタクタ。
とりあえずそこらへんの椅子にもたれるというコマンドしか私にはない。
沙「…きもちわりぃ…」
なんかいつもみたいに飯を食う気にもなれない。
春「大丈夫ですか?少し顔色悪いですよ?;」
窓ガラスに映る顔はすこし頼りない。
沙「あー少し休んでいいかな?;すごい悪いんだけど…」
冬「無理しない方がいいです。今日はもうお休みになってください。」
何この子達、すごい優しい。しかも可愛い。
天使かこの野郎ー。
部屋に戻ってベッドに横たわれば気が緩んだのか余計酷くなる。
あーしんどい。
ちょっとトイレで踏ん張ってこようかな。(便器に顔を近づけるという意味)
ジャ——…
沙「ゲホリンコ…」
自分で言っといてこれは笑えないな。
何が「ゲホリンコ」だよ。せめて最後に「☆」でもつけやがれ。
え?結局私は胃の中を出しましたよ?勿論口から。
(食前・食後の方々…申し訳ありません)
まぁとりあえず少しはすっきりしましたのでお部屋に戻りました。
プルルルル———…
部屋に戻って一息ついた所。
すごいタイミングいいですよね。もう検討がつきますよ、相手の素性なんて…
沙「…もしもし。」
『はぁい☆何でも知ってる奇跡の天才児、神様だよ!!』
神なら何でも知ってて当たり前だろ。
沙「用件は?」
『君がまたここに来た理由と…君が今気になってる事。』
珍しい事にこの神様は今回真面目だ。
『君がここに来た理由は1回目と同じだよ☆彼女ともちゃんと話もしなかったみたいだし…というのもあるけど。』
余計なお世話でーす。
『あと…君がなんでこの世界なのに体へ異変が起きているか。』
沙「そうそう、それが一番気になってた。」
だいたい死んでんだから風邪とかひかないだろ。
というのが私の考え。
沙「死んでんのに体に異変とか…勘弁してくれ。」
『…最初に言うつもりだったんだけど…
君はまだ向こうの世界で死んでいない。』