二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 第2章更新中!! ( No.326 )
- 日時: 2012/09/19 22:29
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
短編 【Memory which remains 〜一度だけの奇跡〜】
天気予報が外れ夕方には雲が出てきて雨を降らした。
多くの人が突然の雨で帰路を辿る足を速めた時刻。
プップーーー!!
甲高く辺りに響いた車のクラクションは虚しく予想を裏切らない結果となった。
「おい!!誰か早く救急車を呼べ!!」
「大丈夫か坊主!?」
野次馬の声が溢れかえる中少年は静かに鼓動を止めた。
「うっわー…卑怯だろこんな技!!」
外は暗くなり少し大きめの雨粒が窓を濡らしている。
部屋には放り投げられた鞄と制服。
「もう一回!!こんd…うわっ!!;」
勢いよくはね起きて画面を睨んだ少年の体が横に傾く。
少年の視界はゲーム画面と部屋の壁ではなく天井へと移り変わっていた。
ゴンッ
鈍い音が部屋に響く。
青谷「なんだかなぁ…」
影人「どうしたんだよ。」
俺達がこの『ぬらりひょんの孫』に来てしばらくがたった。
最初は勿論混乱していたが今では慣れて上手くやっている。
(果たして慣れていいのだろうか…)
青谷「平和、だよな。」
何か起こってほしいかのように聞こえるのは気のせいだろうか。
影人「牛鬼にでもまた修行をつけてもらったらどうだ?」
青谷「それだけは勘弁…」
苦い経験を思い出したのか項垂れてしまった。
青谷「でもさ…折角この世界にこれたんだからこう、もうちょっとなんかあってもなぁ。」
朱音「やったー!!取れたよ沙羅!!」
大きなクマを抱えて駆け寄ってくるがお世辞にも可愛い女子とは言えない。
手に持っている物が異様すぎるんだ。
沙羅「…それ、可愛いというのか?」
抱えられているのは確かにクマなのだが黒い毛になぜか牙と爪、極みつけには血しぶきまでもがついている。
朱音「グルーミーは可愛いよ!!」
到底理解できない。
沙羅「というか…よくそこまで呑気でいられるものだな。」
折角苦労して(した、よな)問題を解いて正解したのになぜか違う世界に飛んだ。
あの人は何を考えているのか…
朱音「楽しまなきゃ損だよ!!」
後先考えないこの馬鹿は死んでも治らないな。
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この短編はイナズマさんの許可のもと書かせていただいています。
青谷君や影人君のキャラが違う、など思っても心でとどめてください;
駄作なのは自覚してます!!
イナズマさん、なんかもう私の妄想入りますけどよろしいでしょか?
いや、なんかもう青谷君達が死んでしまう所とかすでに入っているんですが…;(キャラとか少しばかり変わってしまっているかも…)
後影人君のほかに青谷君も出してしまったのですがよろしかったでしょうか?
言ってくだされば書きなおします!!