二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 第2章更新中!! ( No.333 )
- 日時: 2012/09/22 17:26
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
【Memory which remains 〜一度だけの奇跡〜】
?「この時はこうして…」
一人暗いステージの中で人形を弄ぶ男。
黒いスーツに紫色の髪をひとつに縛っている。
?「あぁ、けど…この女の子が死んだらこっちの子は怒るのかな?」
口角を吊りあげて笑う彼の顔は…そう、例えるなら人を騙す狐。
バサバサッ
青谷「黒羽丸じゃん。どうしたんだよ。」
黒い翼を生やした三羽鴉の一人、黒羽丸が少し険しい顔でやってくる。
真面目な彼が冗談などを言うために来たわけではあるまい。
影人「…何かあったのか。」
トサカ丸が来たのであってはもう少し緊張感はなかったのだが。
黒羽丸「ここしばらくぬら組の傘下にある神社などが襲撃されている。」
おい、どっかで聞いたことあるぞその話。
黒羽丸「原因は不明だ。」
青谷「袖モギ様が復活したとか?ww」
いや、それはないだろ。
影人「そいつはリクオがとどめを刺したはずだろ?」
黒羽丸「本家から遠い者を狙う。十分気をつけてくれ。」
男だから護衛はつけないってか?むさくて悪かったな。
バサッ
言いたい事だけ言って去っていく黒い影を少し恨みがこもった瞳で見つめる。
青谷「どうするよ?」
影人「すごい嬉しそうに聞こえるんだけど?」
目が輝いている。
青谷「ここはいっちょパトロールでもしようぜ。」
沙羅「なぁ…寝る場所はどうする気だ。」
朱音「…橋の下でワイルドに過ごそうぜ!!」
いわゆる野宿らしいな。
スギちゃんの真似をして【ワイルド】を使ったつもりか?逆効果だぞ。
「ねぇねぇ君たち、行く所ないの?」
いかにも就職してないで遊び呆けています、っていう顔だな。
髪は金色に染めあげてところどころに茶色のあほ毛。←
だらしなくズボンは腰まで下げて手をポケットに突っこんでいる。
朱音「殴り飛ばす?」
沙羅「コマンド選ぶのはえーよ。」
すでに戦闘準備を開始していた朱音に突っ込みをいれてから考えてみた。
ここでなんか殴ったら面倒臭そうですね。
沙羅「無視だ、無視を貫け。」
朱音「…完全に手遅れだと存じ上げます。」
なんかね、二人ほどいたみたいで挟まれました。
すごい笑ってます。
すごい腹立ちますね、殴っていいかな。
沙羅「よし、朱音いk「はーい、そこでナンパしてるお兄さーん?」…なんかきました。」
「…大人の楽しみ邪魔しちゃ駄目だよー痛い目みるから。」
影人「試してみるか?」
青谷「そっちが痛い目みるってww」
あまりそう歳が変わらなそうな男子2人組。
一人は腕を組んだまま男達を見据えてもう一人は頭に手を置きながらケタケタ笑っている。
影人「…ていうかあんたら馬鹿?交番の真ん前でナンパとか。自殺行為だろ。」
そーいえばそうですね。
周りがすごい沢山のネオンで囲まれていたのでまったくもって気付きませんでした。
「…あーしらけた。帰ろーぜ。」
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やっと影人君達と沙羅達が出会えました!!
中途半端の所で終わってしまってすいません^^;