二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 第2章更新中!! ( No.345 )
日時: 2012/09/27 22:00
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

【Memory which remains 〜一度だけの奇跡〜】


青谷「道…ですか?」

こんな光り輝く(ていうか目が痛む)街で道を尋ねるとは珍しい方ですね。

朱音「どこまで行きたいんですか?」

沙羅「お前は場所を言われても分からないだろうが。」

こんなスーツを着こなしたお兄さんに適当な事言ったら後でどんな仕打ちをくらうか…
こういう人ってどっかの御曹司だったりするから。

?「えっと…赤っぽいイメージなんですが…」

…場所にイメージカラーとかあったっけ。

影人「赤…?んなもんいわれてもなぁ…」

ですよねー。看板の色とかだったらまだしもまさかのイメージカラーですもんね。
このお兄さんも言う事が…

?「協力してくれますか?」

少し申し訳なさそうに言う彼はとてもじゃないけど次の動作からは連想できなかった。

青谷「したいけど…詳しい場所名とかが欲しいです。」

?「大丈夫です!!協力さえしてくだされば…それで私は十分です^^」

言ってる事…おかしくないか?
協力さえ…?









?「歓迎します。」










ブシャッ







自分の体が後継し視界に見えたのは厚い雲に覆われた空だった。

ドサッ



?「よく反応できましたねぇ…流石、というべきですか?」




影人「嫌みか…?」

背中に軽い衝撃が走ったと思い目を開けると月輝影人が腕から血を出していた。
頭と腰辺りには月輝の手が回されている。

なんとなく、察しがついた。

けど、認めたくないのが人間の性だよな。

沙羅「…腕。ごめん…」

多分私をかばった時にできた傷であるのならとても申し訳ない。
(見てるだけでも痛くなりそうな傷口だし)

影人「気にするな。おい、青谷!!」

青谷「1本しか持ってない!!」

ブンッ

とんできたのは1本の竹刀。

影人「…何とかなるか。」

そう言って立ちあがった時、雲が切れて月が見えた。
周りの温度が一気に下がったのか思わず身震いをする。

影人「そこ、動いたら危ないから動くなよ。」

青谷「朱音ちゃんもねー。」

月輝の髪の色は先程と違い月に反射して光る銀へと変わっており、青谷の周りには冷気が漂っている。

沙羅「おいおい…」

朱音「とんでもない世界にきちゃったね…」


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妖怪の姿になった♪月輝君と青谷君格好いいー!!

沙羅「…大丈夫か?頭。」

真顔で聞かないでください。