二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 第2章更新中!! ( No.432 )
日時: 2013/01/14 16:59
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

第31話 「何この子、超可愛い」

どうやらこの星城未羅さんは大のサッカーファンらしい。
そのためわざわざ日本からこのライオコット島まできたはいいけど運悪くスリにあってしまいお金がなくなってしまった。
そこで頭をよぎったのは会場で道を教えた私、夕闇沙羅。
私を探して会場に戻ったり色々なチームの所を探して行きついたのがここ、イナズマジャパン。

で、お金がなければ帰ることもできないし寝る場所だってない。

未「そこで!!私をここに置いてもらえませんか!?お金は払えませんが精一杯皆さんの役に立つように尽くしますから!!」

マネージャーにしてほしいというのはこのことだった。

マネージャーになれば住む場所も食べる事も困らない。
まぁそれなりに根性がいる仕事なのだが。

沙「あー…なんていうか、大変だったな;」

目の前の少女が不憫に思えてならない。
なんでこんな子の財布を狙うのか……。

未「お願いします!!私はどんなことでもやりますよ!?」

目は本気。(そりゃそうか)

沙「私が決めれる事じゃないんだよなぁ;監督には私からも頼んでみるけど……期待はしな方がいいよ?」

あの久遠監督が首を縦に振るとは考えにくい。
考え方堅そうだもん。

未「ありがとうございます!!」

心底嬉しそうにはしゃぐ少女を見ていたらなんだか和んできた。
何か、聞きたい事があったはずだったんだけどなぁ……ま、いっか。

その内思い出すだろう。






けれど何故だろう。心がざわめいた。









星城未羅が訪ねてきたとき。

『夕闇沙羅さんでよろしいですか?』



未羅が何故沙羅の名前を知っていたのか。