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第２４話　「離れる球根」

まぁ確かに忠告はしてたけどね。

瞳「あぁ、それと…」

朱「ついに来ちゃった…」

瞳「豪炎寺君、あなたにはチームを離れてもらいます。」

栗「い、今監督何て言ってたでヤンスか？」

周りがざわめく。

そりゃそうだ、雷門のエースストライカーに離脱しろ、と言っているんだから。

春「どういう意味ですか？」

秋「さぁ…」

沙「また直球に言ったな…」

豪「……………」

円「待てよ豪炎寺！」

風「どういうことですか！エイリア学園に勝つには豪炎寺の力が必要ですよ！」

土「まさか…今日の試合でミスってたからか？」

瞳「私は地上最強のチームを作ることが使命。」

朱「そのチームに豪炎寺修也という人間はいらないと？」

瞳「そういうこと。」

地上最強…ねぇ…

世界に関わるならイタリア代表とかにも来てもらえばいいのに。

円「クッ…」

追いかけて行っちゃったね。

円「お前本当に行っちゃうのかよ！学校をめちゃくちゃにされて…仲間を傷つけられて…悔しくないのかよ！？」

朱「円堂君必死〜」

そりゃあな。

え？何をしてるかって？

それは勿論盗み聞きだよ★

円「豪炎寺！」

豪「すまない円堂…俺はお前たちと一緒に戦えない。」

円「豪炎寺…」

………

円「絶対…帰ってこいよ！」

沙「ここうちでも感動したわ。」

朱「私なんか泣いたよ…」

さてと…円堂も戻った事だし？

朱「豪炎寺君。」

豪「！？いたのか…」

いたら悪いか、球根。

沙「円堂はいつまでも待ってると思うよ。」

豪「………」

朱「…沖縄らへんならストーカーも追ってこなかったりするんじゃないかな？」

豪「…お前らは本当にどこまで知ってるんだ？」

沙/朱「さぁね？」