二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *イナイレ*【トリップ】失いすぎた少女 ( No.91 )
日時: 2011/10/27 20:56
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

第27話 「ピンクのじゃがいも」

円「監督、どうして止まったんですか?」

当然の疑問。いきなり山奥で止まったら誰だってそう聞く。

瞳「ずっとバスの中じゃ体が鈍るでしょ。今から自然を相手に特訓してもらうわ。」

春「み…皆さんのための練習メニューもありますよ^^;」

円「よっしゃ!特訓だ!!…皆?」

バスの中は円堂以外無言。あの壁山すら下を向いて黙っている。

瞳「…そう、なら貴方達には必要ないわね。ポイ」

そう言って『練習メニュー』が書いてあるらしい紙を捨てた。

資源は大切にしましょうよ監督。

瞳「自主練をしてもらうわ。」

染「監督の作ったメニューよりはましだろ。」

壁「そ…そうっすね。」

染岡さん、その怖い顔に磨きがかかってますよ。

朱「見事に皆外に出たね。」

沙「意外と練習したかったりして。」

夏「春奈さん…」

夏未ちゃん怖いよ、その気品のある雰囲気が怖いよ。

夏「さっきの練習メニュー、見せてくれないかしら?」

春「えっ…と…」

春奈ちゃんは視線を逸らしながら戸惑う。

朱「ないんでしょ?練習メニュー♪」

目「成程!監督はわざとメニューがあると言って自主練にしたんですね!?」

目金がでしゃばりました。

秋「どういうこと?」

沙「皆監督が『自主練』と言って素直に聞くと思う?」

秋ちゃんは納得したような顔を浮かべる。

朱「もうちょっと素直になればいいのにね…」

夏「貴方達は分かってたの?」

流石理事長の娘となると鋭いです。

朱「夏未ちゃんが話してほしいと言うならよろこんでh「ゴン」…チーン」

沙「お前は今ここで森の一部となるか^^?」

こいつの腐女子力は侮れない。