二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 化け猫 紅黒 「星のカービィ」 ( No.1 )
- 日時: 2011/09/17 20:20
- 名前: 犬科の猫 (ID: NaVGBx5/)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
_プロローグ_
ここは、人間が来ないような暗い森の奥です。
この中で、猫達が集まっていました。
こんな暗い所で猫会議でしょうか?
「さぁさぁ皆さん。お手を拝借。」
おっと、何処からか人間の話す言葉が聞こえましたね。
猫が人間の言葉を話すはずありませんし、きっとこの猫の大群の中に人間が混じっているのでしょう。
「よぉ〜!!」
あら?人間が話す言葉を喋っているのは1人ではなかったようです。
ここにいる全員の猫が喋りました!!人間語で。
しかもその猫達、人間のように2本足で立ったのです!全員が!!
普通の猫とは思えません・・・。
「ポンッ!!」
猫達が1つ手拍子をしました。
その時です。なんと、それぞれの猫が何かの形に変化し始めました。
どうやらこの猫達は「化け猫」のようです。
それなら人間の言葉を話せるのも、2本足で立つのも納得がいきますね。
・・・
ちょうど、猫達の変化が終わったようです。
その姿は、人間の姿です!!しかも全員が美少女、美少年・・・。
本物の人間を惑わせて食べるつもりなんでしょうか?
おぉ怖い。私も一応人間ですからね・・・。
なんで人間がこんな化け猫達の中にいるのかというのはあまり聞かないで下さいね?
と、まぁそんなことは置いておいて、その美少女、美少年の中に1人だけ背が低い子がいますね。
子猫でしょうか?しかも少しだけ震えています。きっと変身できるだけで精いっぱいなんでしょうね。
「大丈夫ですか?それにしても、君は初めて見る顔ですね。新入りの猫ですか?」
「・・・。」
「変身を解いてもいいですよ。」
リーダー的なその化け猫にいわれ、背の低い子は変身を解きました。
とっても可愛い子猫です。
「可愛い子猫ですね。さぁ皆さん。このファミリーのルールを教えましょう。
新入りさんは、人間をくらうことができますか?まずはそれからです。」
やはりこの化け猫達・・・人間を食らうことが目的でしょうか。
「頑張れば。」
「ふふ。その答え、人間を食らいたくないという答えですね。」
「・・・。」
あぁ。なんて可愛い子猫なんでしょう・・。
でも一応この子も化け猫・・・?しかしなぜ人間を食らいたくないんでしょうか?
まさか元飼い猫なんでしょうか?
さぁ、この子の運命。
どうなってしまうんでしょうね。