俺は、ずっと独りで育ってきた。 義理の親も、俺なんか視界に入れず、自分の子供だけを可愛がった。 今日は、その義理親が居ない。 今なら、叶えられるかもしれない...。 俺の、ずっと前からの願いが。 まず、靴を履いた。初めての靴はなんだか嬉しかった。 次はドアノブを掴む。 余りにも嬉しかった俺は、こう言った。内斗「このドアノブが俺の夢を叶えるための道具なんだ...!」そして、ドアノブをひねると...!