二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薄桜鬼×銀魂〜時のハテまで〜 ( No.14 )
日時: 2011/10/22 14:38
名前: アニメ好き (ID: O72/xQMk)

8【戻れる時まで】

麗「あー、と……」
こんなとき、どうすればいいんだろうか……と、その時
沖「ただいま戻りやした。って、皆さんお揃いで?」
新「沖田さん。巡察終わったんですか?」
新八君のこの問いは、ある意味重大な意味を持っている。え、

何故かって?だって沖田さんなら、隊長のくせに巡察サボって帰って
きても、おかしくないんだから。
沖「それより、次の時間は5番隊ですぜ。」
麗「あ、私達?じゃ、行こっか千鶴。」

千「ああ、そうだな。」
総「へぇ、千鶴ちゃんも<平隊士>に入ってるんだ?」
平隊士?と、その言葉に千鶴が眉を顰める。
千「そういえば、私の役職を話していなかったな。」

平「お前の役職?」
どういう意味だ、と皆が眉を顰める。どうやら、平隊士としか考えて
いないらしい。
麗「違いますよ!千鶴の役職は。」
千「私は平隊士ではなく、5番隊副隊長だ。」

雪「副隊長!?千鶴さんがっ!?」
彼女が裏声をあげる。ま、無理もないよね?
原「お前、幹部だったのか……」
総「一度手合わせしてみない?」

沖田さんの黒笑。誘われた千鶴は顔を真っ青にして
千「…………遠慮する。」
と一言。その後私の耳元で
千「自ら地獄に入るような真似はせん。」

まあ、その声まで聞こえていたらしいけど。
麗「じゃ、巡察行ってきまーす。」
銀「おう、気ィ付けてな。」
そうして私達は、町へと繰り出した。