二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man-双子の軌跡- ( No.337 )
日時: 2012/01/11 22:39
名前: 紫苑 (ID: D6CJex8x)



すると、その時

リ&汐「浬/くん/!!」
浬「リナと汐?!と・・・?」

声の方を振り向くと、そこにはアレンと喫茶店にいたはずのリナと汐がいて、二人ともイノセンスを発動させ、リナは女の人を抱えていた

その女の人が・・・

浬「(に、似顔絵に似てるっ)」

不覚にも、このへたくそな絵と女の人を見比べてしまった

汐「浬!AKUMA!!アレンが大変なの!」
浬「…わかった。行っていいよ…」

何がわかったって?
勿論汐の言おうとしたことだけど…

喫茶店の中に舞い戻ると、Lv.2のAKUMAが3体

浬「アレン!」
ア「浬?!来てくれたんですか!」
浬「!!?」

俺が喫茶店に入ったと同時にAKUMA達が動きを止めた

{楽しそーだねェ}
{お前らぁイノセンス回収のこと忘れてねぇー?}
{戻れ}

シュパッ…

アクマは退いた

ア「浬!!大丈夫ですか?」
浬「あ、…うん…」

頭に直接響く奇妙な声
あの声…どこかで…

————————・・・

汐said

?「何なのアレは!?」

ヒステリックな声をあげるのは、さっき喫茶店で会った今回の重要参考人
ミランダ・ロットーさん
浬が出て行った後すぐにあった
彼女の話からして、まず間違いなく彼女がイノセンスの適合者!
って言ってもうちの勝手な予想なんだけどね

ミランダ(以下ミ)
「人間が化・・・っ!化け物にぃッ・・・き、昨日だって!!!」
リ「落ち着いてミランダ;」

うちも加わってどうにか落ち着かせようとしてるんだけど、
あんまり効果が無い

汐「お願い、ミランダさん。
うちらだけじゃどうにもなんないけど、あなたの話が聞きたいんだ
ミランダさんの疑問にもちゃんと答えるから。ね?」
ミ「わかったわ…」
————————・・・

浬said

リ「アクマが退いた?」
浬「コクリ」
ア「ちょっと様子が変でした。僕のこと殺す気満々だったのに。一応この辺り見回りましたけど」

町を一回りして俺達は汐たちのもとへ向かった

で、今、アレンが足の怪我を汐に消毒して貰っている
イノセンスを使わないのは夜のせいで光が足りないから

リ「でもよかった。浬君が居たとしても、レベル2を二人であんなに相手するには危険だもの」
汐「新しい銃刀器型の武器、体に負担がかかってまだあんまり、長い時間使えないんでしょ?」
ア「そうなんですよねー…結構体力つくってるんだけどなぁ」

力こぶをつくってみせる

リ「でもちょっと体大きくなったねェ」
ア「ホント!?で」

ア「何してんですかミランダさん」
汐「うちらとアクマのこと説明してからずっとあそこで動かなくなっちゃったの…」

浬「…あの人…ミランダだっけ?今回の核心人物?」
リ「そうなんだけどね」
浬「…かなり暗いね…」
汐「浬が言えないよ;」

ミランダは暗いオーラをだしながら何かぶつぶつ言っている
ちょっと怖いかな

ア「ミ、ミランダさん」
ミ「私…は何もできないの!
あなた達すごい力持った人達なんでしょ!? だったらあなた達が早くこの街を助けてよ」

いつもの風貌からはあまり想像できないきっぱりとした物言い。

ア「はい。助けます。でも、そのためにはミランダさんの助けがいるんです。あなたは街の奇怪と何かで関係してる。僕達に手を貸してください
明日に戻りましょう」

お願い、と手を合わすアレン。
そして、

浬「ミス・ミランダ。初めまして。俺は天崎浬。俺…できる限りは手を貸す。だけど、あんたも人任せにしてちゃいけない。…と、思う…」
汐「珍しい!浬が自分から自己紹介するなんて!ww」

そういうところだけは、汐、鋭いよな…
少し俺も思うところがるから、今回はまあ
付き合ってもいいかな

コチコチ

コチン!



スクッ
ア「ミ、ミランダさん?」

スタスタバフッ

ミランダは布団に潜った
突然の出来事で俺達は騒然となった