二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜オーガ編連載中 ( No.111 )
- 日時: 2011/11/17 04:47
- 名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)
やらないとだよね…うん。ハロウィンなんてとっくの昔に過ぎたけど書きます!!
書きにくいな凄く!!!(自分の所為です。)
*
魁「なあ、俺達って何してたらいいんだ?」
体育館から閉め出された魁渡が、同じく閉め出された壁山に尋ねる。彼も半田も分からない、といった様子で首を傾げたが。
10月とは言え秋が深まって来た頃。何をしたら良いのか分からない彼等は部活をする事も何となくできず、秋風に当たっていた。
と、魁渡達に近付く足音があった。振り向くと、そこには茶髪の女子…、雷門夏未が澄まし顔で立っている。
秋「夏未さん!」
夏「あなた達には、準備を手伝ってもらうわ。」
魁「準備?」
きょとんとする魁渡達に、夏未は今さっき呼んだバスを指さす。…どうやら、バスに乗っていくらしい。
*
一方、王様ゲームは春奈のやりたい放題となっていた。
市販の物を持って来てはいたが、時々オリジナルの命令もあったりして、特に一番の被害者風丸は精神的にクタクタだ。
しかし瑠璃花はまだ1度も当たっていない。
じゃんけんがめっきり出来なかった代わりに、ここでは当たる回数が少ないのかと鬼道は予想した。…確かに少なかった。
春奈はふと時計を見て少し考え込む素振を見せる。
音「これで最後にしましょっか。」
部活が出来ないからかと円堂は思った。でも理由は何にせよ円堂には嬉しい。さっきから彼には良く分からない事だらけだ。
風「ようやくか…(泣)」←彼女(風花)とのことを根掘り葉掘り聞かれた人(王様:春奈)
豪「…」←語尾に「にゃん」を付けて自己紹介(王様:春奈)
円「じゃあカード引いて〜、」←コショウが掛った後が辛い&恋愛系分からない
鬼(最後か…)←1回王様になって円堂にサイダーパシらせた人
瑠「…」←暇で暇で眠りそうな人
音「!」←多分1年分の運使い果たした
春奈がにっこりしたその瞬間、4人には彼女の手元に王様が行ったと悟った。
音「私が王様です★」
4(星が黒い星が黒い星が黒い…;)
楽しそうに考えてから、春奈はポケットから缶を取りだした。カラン、と軽い音がする。
音「1番と4番がポッキーゲーム★」
その瞬間、4人の顔が引きつった。
*
瑠『ハロウィンって、何するの?』
姉の言葉が蘇る。———10月31日はハロウィン。
その事を知ったのは昨日今日のこと。TVで何処かのテーマパークがハロウィンをやるって放送してたから…そこで初めて。
知らなくて印象に残ったから、瑠璃姉はあの時答えられたんだと思う。
鬼『アメリカの子供達が仮装して家を回り、お菓子を貰うんだ。』
瑠『仮装?』
鬼『お化けの、な。』
それを聞いた時キョトンとしてたけど、魔女とかもありらしい、と鬼道が言うと見る見る笑顔になった。楽しそうですね、と笑った。
だからそう言うのやりたいんだな、って思った…から、これは絶対瑠璃姉が喜ぶ!
夏「大体終わったわね。」
満足そうな声が聞こえた。やっぱりこの広間は広いから声が良く響くな。
辺りを見渡すと、ハロウィンカラーに彩られた広間は鮮やかで、見ているだけで心が躍るって感じがする。
大きなケーキもクッキーも良い匂いで……、
魁「壁山、つまみ食い禁止!」
慌ててユニホームを引っ張ると、壁山はお腹を鳴らした。いや〜、広間は広いから良く響くなぁ!!!
半「…ッ、アハハハハ!!壁山〜、まだパーティは始まらないぞ(笑)」
栗「まだ食べられないでやンス(笑)」
そうそう、まだパーティは始まらない。
雷門夏未はサッカー部のお疲れ様会みたいな物をハロウィンに開いて、仮装パーティにしたいと考えている。
だから自分の別荘の広間を会場にして、飾り付けを暇と思われる俺達にやらせたって訳だ。
夏「そろそろ、音無さん達を迎えにいかなくちゃ…」
王様ゲームやってるんだっけ?
………て言うか王様ゲームって何なんだ…?
*
風「ポ、ポッキーゲームって何か知ってんのか?!」
相当慌てた様子で風丸が尋ねる。と、春奈は涼しい顔で答えた。
音「イナイレ二次(夢)小説の定番ランキング3位のゲームです♪」
円「そうなのか?!」
音「1位が王様ゲーム、2位がカラオケです!因みにこの情報は作者が偶然覗いたサイトに…」←
豪「で、1と4は?」
どうでも良いと判断したのか、豪炎寺が話を戻した。
鬼「1が俺だ…」
風「最後の最後に来たか…^^;」
風丸は自分のカードを見せた。5、と書いてある。それに習って円堂と豪炎寺も見せた。3,2と続き4では無い。
じゃあ、と円堂が後ろを見ると、首をカクンカクンとさせて今にも眠りそうな瑠璃花の姿。
円「る〜りか〜!」
瑠「!!ぇっ…」
まだ完全に夢の世界から戻って来ていないのか、うとうとしている瑠璃花のカードを円堂がチェックする。
風丸と豪炎寺も。
豪「…4…」
音「勘が当たりましたっ!」
——ニヤニヤする春奈。
ごくん、と唾を飲み込む風丸。
頑張れ、どうにかしろと言う顔の豪炎寺。
ポッキーゲームを知らず頭にクエスチョンマークを浮かべる円堂。
まだ半分夢の世界な瑠璃花。
頭の中が真っ白になる鬼道。
瑠「ポッキー?もう11月11日は過ぎて…」
豪「それは何とも言えない。」
絶対寝ぼけている瑠璃花の発言は、鬼道の耳には届かなかった。
*続く*
文字数の関係で続きます^^;
次回、多分終わり!!