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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 円夏 〆 001. ( No.3 )
- 日時: 2011/09/29 17:09
- 名前: 兎子. ◆.UAIP8bSDA (ID: VTUqeMcj)
私の知る円堂君は、良く笑って、頑張り屋さんで、素直で、カリスマ性を持ってて、誰にでも慕われて、明るくて、それで。
でも、夕闇さんの知る円堂君は、笑って、泣いて、落ち込んで、優しくて、大事にしてくれて、それで。
夕闇さんと話している円堂君はとても明るい笑顔で、何もかも吸い込まれそうなキラキラした瞳をしていて、結婚しているはずの私より何倍も何十倍も嬉しそうな表情を浮かべているのだ。私よりも、夕闇さんが好きなんじゃないかと何度も錯覚した。其れでも円堂君は私に言うのだ。偽られたアイシテルを。
だから私は笑うのよ。円堂君が笑う限り、私も笑って見せる。例え円堂君が他の誰かを想っていても。私が好きなのは円堂君だから。帰ってきた円堂君に精一杯のお帰りなさいを。
「夏未、好きだ」
其れが、嘘の言葉だと分かっていても。
〆 ねえ、私、
◇
今はまだ強くならないで、良いよね。
ノマカプも好きなんです+ 凪←円夏。円堂さんは凪への恋心を知らないと可愛いです。
短文すみませぬ、
09/28-兎子〆
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