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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 凪エリ 〆 001. ( No.11 )
- 日時: 2011/10/01 16:41
- 名前: 兎子. ◆.UAIP8bSDA (ID: VTUqeMcj)
「——へえ、未来から、ねえ」
ふふっ、と笑う夕闇凪。彼女は何を考えているか読めない部分が見られる。容姿も会話も雰囲気も、何もかも平凡な女子生徒のようだが、それでも彼女には何かがあると錯覚させられる。
——彼女が本当に円堂守の双子の姉か、と問われれば私はきっと首を横に振るだろう。あまりにも似ていなさすぎるのだから。
目の前でふふ、と相変わらず笑っている夕闇凪に内心舌打ちをしながら、私は視線を虚空へ彷徨わせた。夕闇凪を見ているのは、嫌だったから。やっぱり双子なのだろう、——まっすぐな瞳も、髪の色も顔立ちも、何もかもがあいつに似ていた。
性格はちがったけど、それでも容姿や他の部分は似通っている。
「ん、ウチで預かろうかなァ、この子」
ふふ、と相変わらず笑いながら私の頭をぽふぽふと撫でている夕闇凪は、年齢的にも、容姿的にも——私よりも、上のような気がして。
私が事実15だし、彼女よりは年上の筈なのに。嫉妬、じゃないけど私よりも大人びて綺麗で——私を畏怖させる雰囲気に背筋が冷たくなる。嗚呼、……意味が分からない。何故私よりも彼女はこんなにも大きくて、其れで。
ミルクブラウンの透き通るような瞳が、私をじっと見つめている。突き刺さるような視線にぎり、と唇を噛み締めた。
「、エリスレーラちゃん、だっけ。ウチにおいでよ」
ニッと笑う彼女に、敗けた気がした。
敵わない相手だと、そう直感した。バダップ君もきっとこの子には敵わないんだろうな——なんて思いながら、差し出された手に手を伸ばす。嗚呼、提督。ごめんなさい、
〆 離れられないからきっと、
◇
もう二度と,
GL? 聞こえないなあ、(
凪は女の子に対し総攻め(
10/01-兎子〆
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