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第1話「新たな仲間・ピット登場」

〜登場メンバー〜
セリス・シェール(初)
ティナ・ブランフォード(初)
ピット(初)


——————————新たな仲間・ピット登場——————————

最初はナレーションは、セリス視点です。
彼女なりの語り方で行くので、宜しくお願いします。

チュンチュン

気持ちの良い朝を迎え、時刻は今日の7時。
今私が居るのは幼馴染である魔導戦士・ティナの居る、モブリズ。
この世界は崩壊された後の世界で、この村に住んでいた大人達はケフカの裁きの光を受けて…死んでしまったらしい。

何か不に落ちない、って何度も思ったわ。
私が一番考えてたのは、他の皆の事だったの。
特にエドガーはああいう性格で全然変わってないし、平気で私やティナ　リルムにまで手を出すんだもの。
初めてエドガーに会った時は無意識にからかったけど、流石に行けないって何度も思ったわ。

ピンポーン

「？　誰かしら…セリス、ちょっと出てくれる」

「ええ…勿論よ、ティナ」

インターホンの音に気付いたティナは、私に誰が来たかを見て欲しいと言って来た。
親友の気持ちを断る訳には行かない、そう思って私は彼女の気持ちに応えたの。
敵…もといケフカが来たのかしら、何か嫌な予感がするわ。

がちゃっ

扉を開けると、目の前に居たのは私達より少し若い天使が居た。
えっ…てっきりケフカだと思ったから慌ててたけど、私の勘違いだったのね。
そうだ…私セリス、セリス・シェールって言うの。
まさかこの世界でこんな賑やかな男の子に会えるなんて、予想外だわ。

私達の世界にも、貴方みたいな不思議な人は居るけどね。
野生児・ガウも貴方のように賑やかだけど、根は仲間思いの優しい少年なのよ。
「僕と同じなんですね！」と彼は私達に、笑顔で答える。
あっ…名前聞いてなかったんだけど、貴方の名前は何て言うの？

「申し遅れました…僕はピットと言います、出身は天界・エンジェランドです」

「天使さんにもこんな不思議な少年が居るのね、何だか意外だわ」

「あの…セリスさん、一部僕の台詞と被ってませんか？」

「ふふっ！　ごめんなさいね、えっと…ピット君だったかしら」

「はいっ！」

「貴方の持ってる武器の事なんだけど、何て言う武器なの？」

「これは僕専用の武器なんです、剣にもなる神弓…つまり短刀ですね」

その短刀…何処かで見た事があるわね、そう考えながら私はピット君の持っている武器を暫く見ていたの。
流石の彼も慌ててたし、今は良いかな。
天界・エンジェランド、か。
きっと彼の代表作は任天堂なのね、その年で剣を扱うなんて凄いわ。

私達の住んでいる幻獣界と彼の住んでいる天界、どっちが違うのかしら。
とにかく今は彼からもっと、色んな事を学ぶべきよね。
ピット君！　もし良かったらこの村に泊まって行きなさい。
私達も仲間達を紹介したいし、貴方の故郷に付いてもっと聞きたいわ。

第2話に続きます。

>最初はセリスさんとピット君の出会い、って言う感じだったよね…子リン君byオニオンナイト
>そうだね！　ピット君もたまにああ言う年の近い女性を見ると、慌てちゃうからね…by子供リンク