二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: スマブラ&FF 神に呼ばれし戦士達 ( No.18 )
日時: 2011/10/02 07:18
名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)

第13話「マルスの作戦」

〜登場メンバー〜
セリス・シェール
ティナ・ブランフォード
ピット
子供リンク
リンク
マルス(初)
バッツ・クラウザー(初)

—————————————マルスの作戦—————————————

クラス発表を見た後、私とリンクはお互いの教室に戻って行った。
まさかライトさんの妹が担任だなんて、考えた事がないわ。
そう思って溜息してると、「セリスさん…最近溜息多いですよ」と言う優しい声が聞こえたわ。
ハッと想い前を見ると…、そこに居たのはX組の生徒・ピット君。

私の事を優しく気遣ってるのね、この子は。
年が玉君とは同じに見えるけど、近い方だから仲良く慣れそうだわ。
同じ頃…X組では、子リンは自分の席に座ったままピット君の帰りを待っていたの。
ごめんなさいね子リン、彼はもう少し私達のクラスに居るから。

「リンクさん…彼を慰めたい気持ちは分かるけど、今はそっとしてあげて」

「でも…俺が傍に行ったらピットに何言われるかわからないし」

「そういう時は見守れば良いんだよ、僕のように」

「見守る…?」

「うん! 今の君は子リンのお兄さんだし、兄として…親愛なる弟を見守るのも良いと思うんですよ」

「…セシルもきっと、同じような行動をするよな」

「そうだね! 彼は聖騎士パラディンなんだ、素晴らしい職業だよ」

ヒューーーーーーーーン

「バッツー、おっはよー」

「あははっ! 止めろってティナ、皆に見られるだろ?」

「えー! だってバッツ…この所最近私の方、見てくれないんだもん」

「そんな事ないよ…俺はいつだってティナを愛してるし、ずっと傍に居るよ」

「バッツ……ありがと、大好きだよ」

「俺も同じさ、ティナ」

「………何かムカつくよね、ああ言うのは」

「…ライトに見られたらあの2人、絶対怒られそうだな」

「あははっ! それは言えてますね、リンクさん」

今の効果音は何だったのかしら、と想い私とピット君は教室の廊下に出て見る。
左側に居る女性は私の親友・ティナ、彼女は元帝国の兵士なの。
「ティナさんもガストラ帝国に居たんですね…」とピット君に言われたけど、本当は違うの。
両親をガストラに殺されて、そのまま帝国に来たわ。

私も魔法が使えるようになったし、これで皆を救えれるって気がしたの。
だけどそんなに、甘くは無かったわ。
「ティナはね…生まれた時から魔導の力を持ってるのよ」とピット君に話すと、「えっ…!?」と言う予想外な返事が返って来たわ。
今まで知らなかったみたいだから、気にしないで置きましょう。

第14話に続きます。

>幻獣と人間の間に生まれた少女…か、それが彼女なんだねbyマルス
>ああ! ティナには2つの力を持ってるからな、頼りになる女の子だよ彼女はbyリンク