二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: スマブラ&FF 神に呼ばれし戦士達 ( No.19 )
- 日時: 2011/10/02 08:13
- 名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)
第14話「ティナの過去」
〜登場メンバー〜
セリス・シェール
ティナ・ブランフォード
ピット
バッツ・クラウザー
———————————ティナの過去——————————————
「ティナさんの中に、もう1つの力があるんですか?」
「ええ! その力は、幻獣よ」
「幻獣…?」
「ティナは幻獣のハーフらしいけど、お父さんが幻獣で お母さんが人間なの」
「そうですか…だからハーフなんですね、彼女は」
早めに彼に教えるべきだったわ、ティナの過去を。
あれは18年前の事よ、彼女の故郷・幻獣界に…行き倒れている1人の女性がそこに居たの。
彼女の名はマドリーヌ、ティナを生んだ母親の名前よ。
幻獣界には、こんな言い伝えがあるわ。
人と幻獣は相入れぬ生き物…それが、幻獣界の言い伝えなの。
ちなみにその女性を助けたのはマディンさん、ティナのお父さんよ。
髪形が良く似てるけど、色が違うの。
だからティナはその時から魔導と幻獣の力を、持っていたのよ。
「……今はリンクさん達に話すのは止めて置きます、特に子リン君には辛い思いはしたくないですし」
「そうね! その方が子リンの為にもなるわ」
「ってまた同じ事を繰り返してますけど…、バッツさん達が」
「お互い離れたくないのよ、きっと」
「バッツ…ずっと、私の傍に居てね」
「勿論だティナ、絶対に俺…ティナの傍から離れないからさ」
「ま、待って…此処でそれはないでしょ?」
「あははっ…そうだな、じゃあ屋上に行こうか」
「うん☆」
風の旅人・バッツお兄ちゃんなら、私達の力になってくれる。
苦手なのは高い所だけど、ティナがどんな姿をしていても彼は優しく答えてくれる。
素敵な人に会ったのね、ティナは。
私にはそれしか出来ないけど、貴方達の幸せを願っているわ。
本当はカインさんに思いを伝えたいけど、どうしても無理なの。
彼が私の想いを受け止めてくれるかさえ、不安なのに。
カインさん…気付いていますか、私は貴方に好意を抱いています。
上手く言えないけど、私達はずっと一緒に居ます。
第15話に続きます。
>竜騎士と元帝国将軍の恋、か。お互いがどう思ってるんでしょうか…byピット
>それは今後の更新で分かって行くと、僕は思うよby子供リンク