二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: スマブラ&FF 神に呼ばれし戦士達 ( No.21 )
日時: 2011/10/02 14:59
名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)

第16話「1人ぼっちの少年・子供リンク」

〜登場メンバー〜
ピット
子供リンク

——————————1人ぼっちの少年・子供リンク————————————

未だに教室前に居るアイクとヴァンの喧嘩は、続いていた。
ピット君が呆れているのも、無理はないわね。
私にも分かるわ、彼の気持ちが。
自分の教室に戻っていたピット君は、1人で凄く寂しそうにしてる少年を見かける。

彼の名前は子供リンク、時の勇者・リンクの弟で…彼の7年前の姿。
「やっぱり寂しかったんですね、僕が居なくて」と言い、そんな少年の傍に行く。
子リンとピット君はとても仲良しで、彼が来る事により…子リンの表情は変わって行く。
友達を大事にしたいと思うピット君の気持ちは、間違っては居なかったわ。

「済みません…遅くなりましたね、子リン君」

「ううん…君が来てくれたから大丈夫だよ、ピット君」

「! そうです、先程クラス表見ました?」

「うん! 僕達…同じクラスになったから、これからいっぱい話が出来るよ」

「そうですか…僕も嬉しいですよ、ですけど」

「? どうしたの…」

「時々僕はセリスさんに呼び出される事があるんです、勿論彼女の所には行きたいんですけど…子リン君を1人にしたくないですし」

「ピット君……」

「まるで…『昔の僕とは違うって所を見せてやる』って言ってるみたいですね、僕が」

「何言ってるの? ピット君」

「えっ……」

「君はいつだって僕の傍に来て…楽しい話をしてくれる、仲間が困ってるのに放って置ける訳がないじゃないか」

「子リン君……」

「僕達の熱い友情は一番なんだよ、マルス達には負けるけどね」

「アイクさんとマルスさんの友情関係には、確かに負けますよね」

いい友達を持ったね、ピット君。
その言葉がこれからも、仲間達を救ってくれるわ。
私にとっての友達はティナやリルムだけど、肝心のあの子は少々口が汚いの。
生意気だから…、少しだけ困るわ。

子リンとピット君、か。
お互い年が近いし、これからも大きく成長すると思うわね。
7歳と14歳だから、そんなに大した事じゃないわ。
此処での設定は子リンが13歳、リンクは20歳にしてあるの。

第17話に続きます。

>あら…素敵な会話だったわね、2人の話はbyプリン
>プリン先生は注意しないんですかー?アイク達の方はbyピチュー