二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: スマブラ&FF 神に呼ばれし戦士達 ( No.27 )
日時: 2011/10/04 16:18
名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)

第22話「感謝の気持ち」

〜登場メンバー〜
ティナ・ブランフォード
子供リンク
ピカチュウ
ゼロスーツサムス
バッツ・クラウザー

————————————感謝の気持ち——————————

誰か1人忘れてるかと想い、後ろを振り向くとバッツさんが寂しそうに泣いていた。
頑張って作ったけど、渡すチャンスを逃してしまったんですね。
はぁーと彼が溜息をした瞬間、優しい声が彼の名を呼ぶ。

そこに居たのは貴方と同じクラスのティナさん、彼女の魔力は凄いよ。
ティナさんが目にしたのは、バッツさんが持っている袋だった。
彼の手作りチョコを受け取り、そのチョコは彼女の口に入って行く。
良かったですね、ティナさん。

「それじゃあ…はい、これ」

「えっ……」

「本当は女の子が上げる行事だけど…交換会見たいで素敵ね」

「(まさか…俺の為に)あ、あの…ティナ」

「あっ! 私…まだ皆の分配れてないの、じゃあまた後でねー」

「あっ…うん(そうだよな…)」

「じゃーん! 俺達も貰ったぞ、バッツ」

「私もよ! コスモス様に教えて貰ったんですって」

「あーはいはい…」

「ちゃんとした物を渡せばよかったかな…まさか貰えるなんて」

「気にしないでよネス君、気持ちだよ…気持ち」

彼以外のチョコは皆、黒いラッピングだった。
バッツさんはその時、ティナさんから貰ったチョコの包みを気にしていた。
良いなー! 自分だけ、良い色で。
顔を合わせると彼女はニコッと笑い、「内緒ね?」と言うポーズをする。

そうだった…この人ってティナさんの笑顔に、弱いんだった。
ピカチュウが二タニタしながらよこせって言うけど、バッツさんはきっぱり断る。
大事に食べたいって思うよね、普通。
いい加減幼稚園児見たいな行動はやめなよ、ピカチュウ。

第23話に続きます。

>確かに21話での行動は、恥ずかしかったですねbyピット
>今回俺が出て来なかったけど、渡された…って事になるんだなbyリンク