ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第25話「学園祭のリハーサル」

〜登場メンバー〜
ピット
子供リンク
リンク
アイク

—————————学園祭のリハーサル————————————

僕達のクラスに戻ってきた子リン達は、何か真剣に練習を始めた。
それって確か、012組の出し物だよね。
最初はピットと子リンのイベントで、そこの一通りの流れが終わると子リンは連れ去られるんだっけ。
その時に来るメンバーが、クラウドさんを初めとする数人の仲間達。

ピットは初の主人公役だから、緊張してるんだね。
アイクとリンクさんは見送り兵士であるエスタ兵の役、子リンはヒロイン役になったんだね。
子リンに許可を貰い、彼の台詞を一緒に見る。
少ないんだね、君の台詞は。

「ピット君は何処まであるの？　出番は」

「ほぼ全部ですね、結構出番が沢山ありますし」

「兄ちゃんとアイクは出番少ないのに、君だけズルイよ」

「まぁ…台本を作ったのは、カインさんですからね」

「なぁリンク…お前が最初、『仲間の見送りか？』って言うんだよな？」

「ああ…俺の後に続くのが、アイクの番だ」

「『特別に通してやろう』だっけ？　俺の台詞は」

「そうだ！」

同じ剣士同士、上手く行って欲しいって僕は思うよ。
皆に話し掛けやすいし、今はそっとして置こう。
廊下を眺めていると、012組のクラウドさんとその恋人のティファさんが仲良く話しているのを目撃した。
使い捨ての駒なんかじゃない、一緒に戦って来た…大事な仲間なんだね。

分かりますよ、ティファさんの気持ち。
今日も必ず、僕は生き延びて見せるよ。
シーダ…必ず故郷に帰るから、それまでは無理しないでね。
今度そっちに僕の大切な仲間を連れて行くよ、愛する君に紹介したいから。

第26話に続きます。

>シーダさんはマルスの妻なんだね、兄ちゃんby子供リンク
>ああ！　俺達の兄弟愛は、それだけじゃないぞ子リンbyリンク