ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第二十八話　　　　−私たちは一体…？


リリーｓｉｄｅ


鞄の中にはバッジケースがあった。

しかも、カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ
のバッジが全てあった。

いや、ゲームで集めたけどさぁ…。
ハートゴールドとプラチナとホワイトは約三日でクリアしたけどさぁ。

…48個だよ？？

ドンだけだよ。

多いよ。

なんか、重たいと思ったら。

「なに十面相してんだ？」

「馬鹿言わないでくださいよ。十面相はぐみが…
何でもないです。」

「？？？」

こっちの人には伝わらないんだった…。

「えっと、多分シーラ達はキキョウシティだろうと思います。
ジムもあるし。速足なレッドさんなら、普通についちゃうでしょ。」

「…貶してんのか、褒めてんのか。」

「両方です。」

「…そうか。」

グリーンさんは視線を外した。

「…ばーか。」

「は！？」

…彼は、

きっと誰かを探してるんだと思う。