二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 『ポケモン』 この世界に一人ぼっちな僕だったら(コメント募集 ( No.131 )
日時: 2011/10/25 21:42
名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
参照: http://www18.oekakibbs.com/bbs/oe-kakiko/data/1181.png

第三十五話   −記憶   


シーラside

「…めんどくさい人ですね。」

倒れたリリーを抱きかかえながらランスは言う。

「貴方は我々ロケット団に必要なんです。」

リリーは眠っている。

なぜなら、電気を体に流されたから。

「なぜ、お前がサンダーを…!?」

「捕まえたんですよ。」

その時、

何も言わなかったヒビキ君が、

「貴方は!」

叫んだ。

「人の気持ちが分からないんですか!?」

胸が痛んだ。

「傷つけられた人の痛みと、でも…置いてかれた人の痛みも
分かります。それでも…!!」

もし、

私がリリーやグリーンさん。レッドさんを置いて帰ったら、

ー何か残るのだろうか?

「貴方は、自分が幸せになることしか考えていない!」

「うるさい!!行きますよ。」

「はい。」

「待て!」

リリーを連れたままランスは、

「知ってますか?トキワのジムには我らがロケット団の
秘密基地があるんです。」

そう言って消えた。