二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 『ポケモン』 この世界に一人ぼっちな僕だったら 多分完結する ( No.134 )
日時: 2011/10/26 18:44
名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
参照: http://w5.oekakibbs.com/bbs/oe-kakiko2/data/203.jpg

第三十六話   −何…?


頭が痛い。

体が痺れる。

「…ん、ぁ。」

目が覚めたのに覚めていないような感覚。

目が覚めた時、

「何処、此処。」

黒い穴に落ちたような場所に居た。

「誰か…!」

(大丈夫よ。)

優しい声が聞こえた。

「…まさか、」

(そう。私よ。)

「セレビィ!?」

(えぇ)

「…帰りたいの。帰り道を教えて。」

(いいわよ。…でも、その前に。)

セレビィは言った。

(貴方に見てほしい光景があるの。)

私は、

「きゃああああああああああ!?」

白い光に包まれた。


……

「…此処は?」

周りを見た。

「セレビィ?」

セレビィはいなかった。

「もう…何処行ったの?」

その時、

「なぁ、お前ってマサラの奴じゃねーだろ?」

幼い声が聞こえた。

そっちに顔を向けたら、

「え…?」

見たことのある髪、顔、瞳。

「なぁ、お前は怪しい奴?」

大好きな、

「違うわ…。トレーナ、よ。」

グリーンさんの、

「ふーん。」

過去の姿でした。