二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 『ポケモン』 この世界に一人ぼっちな僕だったら もうすぐ完結 ( No.142 )
日時: 2011/10/28 18:33
名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
参照: http://w5.oekakibbs.com/bbs/oe-kakiko2/data/203.jpg

第四十話   −やっぱり。


「た…だいま。」

「「「おかえり」」」

三人は笑いながら出迎えてくれた。

「あたし…此処に残るよ。」

「リ、リリー?」

「どうかしましたか?

「お前、俺って言ってなかったけ?」

あ、そういえば。

「もう、縛られるものがないんです。」

あたしは、

今までで一番の笑顔で笑った。

「グリーンさん。」

あたしは、グリーンさんを見て、

「好きです!!」

「は…?」

「え、リリー!?」

「…。」

よし、あたし、言えた☆

「う…私だって…レッドさん!」

「何?」←驚いてる(顔には出てない)

「大好きです!!」

「…え?」

なんか、告白大会になったww

でも、これは本当の気持ち。

「…俺だって、好きだよ///」

そう言ってグリーンさんが抱きしめれくれた。

「きゃあ///」

「…俺も。」

「やったーーーー!」

シーラは抱きついていった。

あたしたちは、

「あとは、ヒビキ君たちがロケット団を倒す番だね。」

「きっと、ブルーも助けてくれるだろう。」

「新しい主人公の役目だね。」

「うん。」

あたしは三人を見て、

「ずっと、一緒に居てください!」

その言葉に、

「「「もちろん!」」」

あたしは生まれ変われた。


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「…ん。」

「ミホ?大丈夫か?」

「うん。」

ミホは目を開けたとたん、目を細めた。

「うち…どうして……?」

「リリーって女が帰って来たんだ。
此処が元の国なんだとよ。」

「…そっか。そっか…。」

ミホは泣きだした。

「うち、ジラーチ使いだから、みんなに嫌われてた。
 ジラーチ使いに近寄ると一生目覚めなくなるって…。
 だから…。」

「もう、いいよ。」

「え…?」

「ミホは頑張ったよ。」

「う…うわぁぁぁぁ…。」

泣きたいときは、

「泣いていいよ。」

しばらくジムにミホの鳴き声が鳴り響いた。



そして、三ヶ月後。

一人の少年が悪の組織を倒し、一人の女を救った。

マサラに戻った女は最高の笑顔で笑っていたという。