二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 雅恋 ( No.10 )
日時: 2011/10/13 18:28
名前: 茉莉花 (ID: ir9RITF3)

雅恋 第六話

壱号side
夜中目が覚めたら見慣れない天井が見えた
壱(僕はあのまま四号の部屋で寝たんだっけ…)
まだ覚めきっていない頭で考えていたら
隣に何か暖かいものがあった
壱「えっ…!!」
よく見たら四号だった
壱(なんで四号が僕の隣に!?)
一気に目が覚めた
そんな中四号は
僕の服を掴んでぽろぽろと涙を零していた
四号をほっとけなかった壱号は
壱「四号」
と呼びかけて背中を撫でると
強張っていた体から少しずつ力が抜けていき
しばらくすると静かに寝息をたてはじめた
その音が子守唄代わりになって
壱号はそのまま深い眠りについた