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〜プロローグ〜


これは、私が小さい頃にお母様に読んで頂いた絵本のお話…


人の心には、必ず天使と悪魔が一人ずつ住んでいます。

天使と悪魔は、いつもシーソーに乗っています。

人は、天使が傾けば良い事を、悪魔が傾けば悪い事をします。

天使と悪魔はいつもシーソーに乗って揺れています。どちらが傾くかは貴方次第です。


私は当時、良い人の心にも悪い人の心にも、必ず天使と悪魔がいるんだと思っていた。



でも、現実は違った。私は、生まれて初めて心に悪魔しか住んでない人に出会った。





アイツガニクイ、イマスグコロシテヤリタイ




何回そう思っただろう。

この間までの私は、悪魔が恐いと思った。が、その瞬間、私は生まれて初めてアクマガスバラシイと思った。

でも、悪魔は傾いてくれなかった。天使が一生懸命耐えているからだと私は思った。





生まれて初めてテンシガニクイと思った。








お願いだから…傾いてよ、悪魔さん。天使に何か負けないで…私にあいつを殺す力を…あいつに復讐する勇気を下さい。




私は今日も祈り続ける。




アクマサン、カタムイテクダサイ———と。





どうしよう…超意味不なプロローグになってしまった…ま、いつもの事か☆テヘッ☆((グサッ