二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜天使と悪魔の双子姫〜 ( No.35 )
- 日時: 2011/10/06 21:15
- 名前: 姫佳 (ID: UMNaVWRl)
- 参照: 風邪から復活したぜ!!><b
第1話「闇に染まった双子姫」
?「はい…明日にはそちらに着く予定です。…はい、分かりました。それでは、失礼致します。」
私はそう言って電話を切る。
自己紹介無しで御免なさいね。でも、大事な電話だったから許してちょうだい。さて…無駄話はここまでにして、自己紹介ね。
私は「ラティア・クラリス」自分で言うのも何だけど、世界一大きな会社「クラリス家」の社長を務めているわ。
…えっ?私の歳?私は正真正銘の14歳よ。えっ?どうして14歳の学生が社長をやっているのか、ですって?今は言えないの、御免なさいね。
?「ニャ〜」
私の膝に猫が乗ってきた。この子は「ビアン」私の大切なパートナーよ。見た目は子猫だけど、大人の猫なのよ。
?「ラティアお嬢様、アジア予選決勝の結果が出ました。」
オレンジの髪をした女性は「フローラ・クルン」私達の専属メイド兼私の秘書。えっ?達って事は、まだ誰かいるのか、ですって?それはもうすぐ分かるわ。
ラティア「そう。で、どっちが勝ったの?」
フローラ「4−3でイナズマジャパンが勝ちました。」
ラティア「…ふ〜ん…韓国、負けたのね。」
フローラ「アジア最強と呼び声が高かった韓国が、無名の日本に負けるとは…」
ラティア「勝負に絶対は無いのよ、韓国が負ける可能性だってあるわ。」
フローラ「そうですね。」
ラティア「明日、ライオコット島に予選を勝ち抜いたチームが集まるのね。」
フローラ「愈々始まるんですね、FFI世界大会が…」
ラティア「…えぇ。」
ビアン「ニャ〜♪」
ラティア「…そう。貴女は、久しぶりに皆のプレーが見られるから楽しみなのね。」
フローラ「明日のご予定は?」
ラティア「午前中にライオコット島に着いて、午後からはコトアールエリアに行くわ。夏未に呼ばれてるの。」
フローラ「分かりました。開会式が始まるまではどうなさいますか?」
ビアン「ニャ〜!!」
ラティア「はいはい、観光ね。」
私はビアンの頭を撫でながらそう言う。
フローラ「…皆様には…会いに行かないのですか?」
ラティア「…えぇ。今の私に、皆に会う資格何て無いもの。それに、これ以上サッカー何かに関わりたくないわ。」
フローラ「ラティアお嬢様…」
ラティア「…闇に落ちた者は、決して光の中にいる者に出会ってはいけない。…天使と悪魔が出会ってはいけないようにね。」
フローラ「…余計な事を言ってしまい、申し訳ございませんでした。」
ラティア「…気にしないで。…フローラ、喉が渇いたから、いつもより少し甘めのミルクティーを淹れてきてちょうだい。」
フローラ「畏まりました。」
フローラはそう言うと、仕事部屋を出て行った。
ラティア「…私は、自ら闇に落ちる事を決めた。私の選択は、間違ってないわ。…自分の気持ちを犠牲にしてでも…皆を裏切ってでも…私は、あいつを殺す。その為に、憎いサッカーに関わっているんだから。」
ビアン「…。」
ラティア「覚悟しておきなさいよ!!」
私はそう叫び、壁に銃弾を撃ち込んだ。
やっと1話なのに、もう参照が100突破してた!!