二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜天使と悪魔の双子姫〜 ( No.43 )
- 日時: 2011/10/05 23:16
- 名前: 姫佳 (ID: UMNaVWRl)
- 参照: 明日は5時間授業だああぁぁぁ!!!
真っ暗な部屋を、綺麗な月明かりが照らす夜。その部屋の壁には、不思議な絵が描かれていた。
ティアラ「…ここにいたんだ。」
ラティア「…えぇ。」
ティアラ「仕事部屋に銃弾が撃ち込んであったよ。」
ラティア「試し撃ちよ。」
ティアラ「そっか。」
ラティアが素っ気なくそう言うと、ティアラはクスリと笑いながら答えた。
ティアラ「怒ってる訳?」
ラティア「何が。」
ティアラ「ヒデとルカにばれた事。」
ラティア「当たり前じゃない。でも、2人が日本に来ていたのは本当に驚いたわ。」
ティアラ「だね。私も、声かけられた時すっごく驚いたもん。まぁ、ヒデとルカも私を見た時はすっごく驚いてたけど。」
ラティア「当たり前じゃない。失踪した人間が、いきなり自分達の目の前に現れたら誰だって驚くわよ。」
ティアラ「…やっぱり不味かったかなぁ、光の中にいる者に接触したのは。」
ラティア「当たり前じゃない。…でも、時間は巻き戻せないんだから仕方ないわよ。」
ティアラ「…分かってるよ、そんな事。」
ティアラはそう呟くと、首にかけてある水色の鍵の形をしたペンダントを見た。
ティアラ「ねぇ、ラティア。…本当に私何かがこれを付けても良いのかなぁ…」
ラティア「今更何言ってるのよ、貴女は『天使の姫』なのよ?」
ティアラ「闇に染まった天使何て聞いた事ないよ。」
ラティア「あら、天使が闇に染まってはいけない何て法律は無いわよ?」
ラティアはそう言いながら、首にかけてある紫の鍵の形をしたペンダントを見た。
ティアラ「…そうだね。『悪魔の姫』の言うとおりだね。」
ラティア「でしょう?それに…闇に染まった天使も、カッコ良くて素敵じゃない。私は結構好きよ?」
ティアラ「さっきの言葉で、私も闇に染まった天使が好きになった。」
ティアラはそう言って微笑んだ。その笑顔は、本当に天使のようだ。が、この笑顔は作り笑い。勿論、ヒデとルカと一緒にいた時の笑顔も作り笑いだ。
ティアラ「…でも、驚いたよ。まさか、世界大会の舞台がライオコット島何て。」
ラティア「えぇ。しかも、今年は千年祭…魔王が復活する年ね。」
ティアラ「儀式、行く訳?」
ラティア「当たり前じゃない。それが、クラリス家に生まれた者の義務だもの。」
ティアラ「でも、儀式って20歳からだよね?」
ラティア「何とか説得するわよ。」
ティアラ「…ラティア、笑わなくなったよね。」
ラティア「…笑顔何て人生に無駄な物よ。私、無駄な事は一切しない主義なの。…そう言う貴女だって、思いっきり作り笑いじゃない。彼氏に見抜かれるわよ?」
ティアラ「そう?そんなに分かり易い?」
ラティア「えぇ、物凄く。」
ティアラ「そっか〜…ま、不味い状況になれば逃げれば良いだけ。私のスピードには誰もついて来られないから。」
ラティア「そうだったわね。貴女、スピードだけが取り柄だものね。」
ティアラ「スピードだけじゃないもん!!ジャンプとか、攻撃力とか、パワーとかは上だもん!!」
ラティア「テクニック、防御力、分析力は私の方が上よ。」
ティアラ「分かってるよ〜…」
ティアラは少し悔しそうにそう言った。
ラティア「で、どれにするか決まった?」
ティアラ「う〜ん…私、銃は嫌いだし…カッターにするよ。」
ラティア「でも、相手が必ずしも接近戦とは限らないわよ?」
ティアラ「じゃあ、これ使う!」
ティアラがポケットから取り出したのは、小さな弓矢だった。因みに、小さくても威力は抜群です。
ラティア「貴女も恐ろしくなったわね。彼氏が見たら驚くわよ?」
ティアラ「さっきから彼氏ばっかり〜」
ラティア「じゃあ、訂正するわ。…皆が見たら驚くわよ?」
ティアラ「それでよし!!」
その時、ビアンとスカイが部屋に入ってきた。
ラティア「ビアン、私のサポート、宜しくね。」
ビアン「ニャ〜♪」
ティアラ「スカイは私のサポートをお願い!!」
スカイ「クル〜♪」
ラティア「じゃあ、そろそろ行きましょうか。」
ティアラ「…うん、愈々始まるんだね。」
ラティア・ティアラ「「もう一つの世界との戦いが…」」
自分でも何が書きたかったのか分かんないwwwそして、危険な会話を普通にしている双子姫;