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第十四話　　　−なんで？ー


仕事にも慣れたころ、

私は新しい仕事を頼まれた。

「俺とプラチナの義妹なんだ。こいつ、レアンって言うんだ。」

「レアンちゃん？？」

「そう。お前、字、読めるだろう？こいつ、物語書くのが好きだから、見てやってくんないか？」

「は…はぁ。」

ゴールドはそう言って消えた。

「えっと…よろしく。リアンちゃん。」

「よろしくー＾＾」

よかった。暗い子じゃない。

「あのね、お話考えたの!!見てくれる？」

「いいよ。」

私が笑うとリアンちゃんは、

「あのね、お姉ちゃんは何て名前？」

笑顔で聞き返した。

「私？私はパープルよ。」

「パープルお姉ちゃん。笑った方が可愛いよ。」

そう言ってくれた。

「ありがとう。」

一歩、強くなれた。

そんな気がしてたのに。

「ムーン…？」

この手紙を見て私は息が止まりそうになった。