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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 紫ノ少女 【ポケスぺ】 白ノ娘パロ ( No.52 )
- 日時: 2011/10/07 20:48
- 名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
第六話 〜貴方は?〜
「この子は、黄の国から来た子なの。」
「…。」
うーん。私以上に無口だ。
同い年みたいだけど。
「宜しくね。名前、なんて言うの?」
「…ジ。」
「え?」
「オレンジ。宜しくね…?」
そう言って笑った。
あ、可愛い。
「パープルって子がいるの。一緒に遊ばない??」
「…この髪の色は嫌われるから。」
そう言って部屋にこもってしまった。
呼んでも出てこないからそっとしておいた。
「うーん。パープルの家に行こう。」
そう言って、パープルの家を目指していると、(隣だけど)
「生きてても邪魔なだけ。」
彼女は独り言を呟いた。
「…でも、ムーンだけは、私の友達。」
そう言って笑った。
「だから、私がムーンの隣に居ると災いが降りかかる。」
「そんなことないよ。」
パープルは独り言を聞かれたことにビックリしていた。
「貴方がもし、私と離れても私が死ぬ運命は変わらないの。」
「ムーン?」
「だから、一緒に入れる日まで、笑ってくれる?」
「うん…。」
そう。
私は死ぬ運命なのだ。
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