二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: べるぜバブ・SD OP&SB FF 旅の始まり2 ( No.13 )
日時: 2011/10/10 06:56
名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)

第10話「仲間への想い」

〜登場メンバー〜
邦枝 葵
ヒルダ
ピット
リンク
アイク
マルス

—————————仲間への想い——————————————

大海賊編は一旦お休みします、此処からは012編です。
12回目の戦いの序章は初なので、僕は僕なりに頑張ります。

混沌の神・カオスと戦う為、僕達は調和の神・コスモスから力を与えられた。
この力は戦いを得る事で僕達の意思に馴染み、やがてクリスタルに形を変えるのだと言う。
カオスの戦士達と戦い、クリスタルを得て…混沌の神・カオスへと挑む。
それが僕達に残された、最後の使命だった。

「なぁ邦枝、もう他の奴等は今頃…コスモスの所に着いただろうか?」

「そうね…リンクさん、疲れた?」

「そりゃあ疲れるだろ…アイクが言ってた道、どう考えても遠回りだった」

「絶対合ってると思ったけどなー、違ってたか?」

「違ってたぞ、完璧に」

「だがコスモスの所まではもう少しですね、この辺り…見覚えあるし」

「ほら見ろ! ピットの言う通りだ、目的地にはちゃんと着くし」

「ピット…もし呆れてるって思うなら、ハッキリ言った方が良いぞ」

肝心の僕は皆より離れた場所で、少し拗ねている。
この場に子リンが居ないし、どうしたんだろう。
僕はそう思いながら、子リンの事を考えていた。
秩序の聖域に集まった時、君の姿は何処にもなかった。

「そういつまでも拗ねるな、マルス王子」と優しく声を掛けてくれたのは、ヒルダさん。
彼女もコスモスに呼ばれた戦士の1人として、僕達と一緒に戦う人。
「誰が拗ねている?」と上目使いで返事をしてしまったけど、この人は僕の事を心配してると思うんだ。
もしや子リンは、カオス側…って事だろうね。

第11話に続きます。

>寂しいわね、その少年が居ないなんてby邦枝 葵
>そうですね! 僕も寂しいですbyピット