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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: べるぜバブ・SD OP&SB FF 旅の始まり2 ( No.5 )
- 日時: 2011/10/07 17:42
- 名前: ティファ・ロックハート ◆tsGpSwX8mo (ID: Xz23HG.d)
第3話「マルスの溜息」
〜登場メンバー〜
男鹿 辰巳
マルス
————————マルスの溜息—————————
「はぁ〜!」
結局今回は、他の皆と離れ離れになっちゃったよ。
リンクさんの席は先生の席の手前だけど、よほどショックを受けてるんだもんね。
気持ちは分かりますよ、リンクさん。
今回は皆と一緒のクラスにはなれませんでしたけど、放課とかに様子を見に行きましょうよ。
って言っても僕はこの語りで、どう伝えろっつーんのさ。
駄目だー! 良い言葉が、全然ピンと来ないよ。
再び溜息を付こうとしたその瞬間だった、僕の席の前に誰かが座った。
この人はさっきの…えっと、男鹿さんでしたっけ。
「ああ! ベル坊も心配しててよ、何かあったのか?」
「僕がこのクラスになったのは、初めてなんだ」
「そうか…俺達も初めて此処のクラスになったからな、宜しくな」
「古市さんって、どんな方なの?」
「若干スケベ野郎だな…簡単に言うと、あの野郎の考えてる事は全く理解出来ねぇし…」
中学の時から一緒に居たと言う話を、僕はリンクさんから聞いたんだ。
僕の知らない、男鹿さんの過去。
これから僕はこの人と、どんな話をすればいいのかな。
普段の彼はヤンキーだし、未だにベル坊の親募集中って言ってるからね、
こんな人と一緒に居たくないよ、これ以上居たら僕の身が持たないじゃんか。
邦枝さん達とも離れたし、最悪だよーーーーー。
僕が大いに泣くせいか、優しく慰めてくれた人が居たんだ。
いつも勇気付けられましたね、貴方に。
第4話に続きます。
>男鹿…あんた一体、マルスさんに何言ったの?by邦枝 葵
>別に…あいつを困らせるような事は、何も言ってねぇよby男鹿 辰巳
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