二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: フェアリーテイル〜翼〜 オリキャラ募集中! ( No.13 )
日時: 2011/10/09 12:14
名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)

第六話

「まずは自分がどんな技を取得しているのか見せてみろ。お前からだ。」
と、ウィンリィはナツを指差して言った。
「よっしゃあ!! 燃えてきたああ!!」
「お前は『火竜』だったな。じゃあ、あの山からここまでの雪を全部溶かしてみろ。」
「おう! 火竜の・・・・咆哮!!!」
と、ナツは炎のブレスを放った。そして、ナツは炎を止めたが—
「えっ・・・・。」
なんと、ハコベ山の雪は一部分は溶けていたが、ほとんどの雪が残っていた。
「・・・・こんなものか・・・・。次はお前だ。」
ウィンリィはガジルを指差した。
「おう!」
「ついて来い。」
そう言ってウィンリィは歩き出した。数分歩いて、そこにあったのは・・・・。
「でけぇ!!」
「お、大きいですね・・・・。」
そこにあったのは、ガジルの身長の何倍もある、氷山だった。
「これをくだいてみろ。」
「なんだ、そんなことかよ。楽勝だぜ! 鉄竜剣!!・・・・うおお!?」
ガジルは氷山をぶったたいたが、氷山は少し欠けただけでびくともしない。
「か、かてえ!」
「最後は・・・・お前だ。」
最後にウィンリィはウェンディを指した。
「は、はいっ。」
「こっちだ。」
今度は雪しかない、真っ白な所だった。
「この雪をすべて吹き飛ばしてみろ。」
「あ、は、はい! 天竜の・・・・咆哮!!」
と、ウェンディは口から竜巻のような渦を放った。しかし・・・・。
「あ、あれ!?」
雪は何事もなかったかのように白い、傷ひとつないなめらかな地面を保っていた。
「こんなことしかできないのか・・・・。滅竜魔導士ってのはな・・・・これぐらいのことは出来てから言うんだ!」
それから、だれもがするように、ふつうに、「ふー」と、ため息をついた。それだけなのに、
「な、なに!?」
「えええええええ!!」
「はあああああ!?」
なんと、そこの雪はすべて消え去り、茶色の地面があらわになっていた。
「うそだろ!?」
「す、すごいです・・・・。」
「ありえねえ・・・・。」
ウィンリィは、三人のほうを向いて、
「お前らには、『本物の滅竜魔導士』になってもらう。もしそれがつらいのなら・・・・今すぐ止めろ。」
と、三人の答えを待った。
「・・・・強くなりゃいいんだろ? よっしゃああああ!! 燃えてきたあああ!!」
「私だって!」
「受けてたってやるぜ!」
ウィンリィはフッと笑って、
「上等だ!!」
と、言った。