二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: フェアリーテイル〜翼〜 ( No.4 )
日時: 2011/10/08 14:15
名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)

第三話

「はあああああ!?」
ギルドにいた、マスター—マカロフと、話題の本人、ウィンリィ以外の全員がおどろきの声を上げた。
「うそだろ!? って言うか初代とかあんのかよ!」
「天空のって言うことは、ウェンディと同じなの?」
「でも、なんでそんな奴がうちのギルドに?」
すると、マカロフは、
「わしが呼んだんじゃ。」
「マスターが!? なんのために?」
「訓練じゃよ。」
「訓練?」
マカロフはウェンディを見ながら言った。
「ウェンディの訓練じゃ。それと、次の試験の試験管でもある。」
「わ、私の訓練ですかあ!」
「そうじゃ。」
「でも、そいつはフェアリーテイルじゃないぞ。」
「まあな。ま、そんな感じじゃ。」
(軽っ。)
その場にいたほとんどのみんながそう思った。ウェンディはおずおずとウィンリィに近づいた。
「あ、あの〜、ウィンリィさん。」
ウィンリィはふり返り、ウェンディを見つめた。海の底のような瞳で見つめられて、ドキッとしてしまう。
「あ、あの、そ、その・・・・、よろしくお願いします!!」
と、思いっきり頭を下げた。
「私の教え方は甘くない。覚悟しておけ。」
と、奥の部屋へ行ってしまった。ウェンディは不思議な感じがしていた。ウィンリィをさっき見たときから。初めてなのに初めてじゃない感じがする。なんだかとても—なぞの美少女ウィンリィ。彼女はいったい何者だろうか? そして、彼女がフェアリーテイルに来た、本当の理由は?